テレビ会議を利用する時に無くてはならない「リモコン」。使い勝手を追求したシンプルなリモコンや、スタイリッシュなリモコンが各メーカーで採用されていますが、最近、テレビ会議メーカーではリモコンも使えるのですがメーカーオリジナルの「タッチパネル」を推奨するケースが多くなってきている様です。確かにタッチパネルであれば直感的に利用できますし、そもそもスマートフォンやタブレットの普及で「画面にタッチして操作する」という使い方が馴染み深くなってきていると思われます。今回はテレビ会議メーカー「Cisco」のテレビ会議操作用タッチパネルのご紹介をさせて頂こうと思います。
Ciscoのテレビ会議用タッチパネルですが「Touch 8」「Touch 10 」と2種類のタッチパネルが用意されています。名前の通り、8インチと10インチのモニタ構成になっています。
特長としましては、タッチパネルにもIPアドレスを設定してテレビ会議本体にタッチパネルを結線するのではなく、テレビ会議と同じIPセグメントのLANにタッチパネルを接続させる方法となります。ちなみにCiscoの標準リモコンはコチラ。
確かにリモコンはシンプルなボタン配置で、使い方もそれほど難しくないのですが直感的ではありませんし、ちょっと操作感に不安を感じてしまいますよね。しかし! タッチパネルを利用すればこんなに簡単な操作が出来るのです!!! という解説をしてくれている動画を発見しましたのでご紹介致します!かなり個性的なマダムが解説してくれています!
相手側に接続するという操作は「お気に入り」「アドレス帳」「履歴」から選択してコールできます。もちろん直接相手側のIPアドレスを打ち込んだり、会議室番号を入力したりもできます。マイクミュートやボリューム調整は画面ではなく、リモコンのフレーム部分で操作できます。カメラコントロールや資料共有も簡単にできますね。
Cisco以外のメーカーでも、タッチパネルソリューションは展開されています。例えばLifesizeの場合・・・・。
Lifesize Phone 2nd GENERATIONというタッチパネル付きのマイクスピーカーが準備されています。Lifesizeの場合は、タッチパネルが単体で独立しているタイプではなく、マイクスピーカーの中にタッチパネルが組み込まれている仕様になります。またPolycomではPolycom RealPresence Touchというタッチパネルが来年早々発売になります。こちらは実機をまだ触っていないので、なんとも評価ができませんが、また来年以降レポートさせて頂きますね。
実はVTVジャパンでも「EazyTouch:イージータッチ」というテレビ会議タッチパネルリモコンをオリジナル開発製品として販売しております。メーカーさんのタッチパネルリモコンと決定的に違う部分として、まず「マルチベンダーに対応」しています。メーカーに縛られず、どんなメーカーのテレビ会議端末でもタブレットでタッチ操作ができちゃいます。(念のため利用したい端末のメーカー・機種は事前にご連絡願います。)利用例としましては、テレビ会議のリモコン操作を簡単にして欲しいというニーズに対応できる事はもとより、例えば社内に複数台テレビ会議が導入されているのだけれど、メーカーがバラバラでリモコン操作が統一できない、といったシーンでも便利にご利用いただけます。
その他、便利な機能としましては「共通アドレス帳」が持てるというメリットがあります。アドレス帳は管理サーバーで一括管理されており、拠点のIPアドレス変更やテレビ会議が増設された際にも管理サーバー側でアドレス帳をメンテナンスするだけで、全拠点のアドレス帳が一斉に変更できます。ご興味御座いましたら下のバナーからEazyTouchの紹介サイトをご覧くださいませ。
如何でしたか? タッチパネルと言ってもメーカーそれぞれの独創性がありますし、やはり便利に使えるがキーワードかと思います。タッチパネルはテレビ会議の運用部分にプラスαの効果をもたらせてくれるソリューションだと思います。ちょっとタッチパネル運用を考えてみようかとご興味を持たれましたら、是非VTVジャパンへお問い合わせ願います。