テレビ会議ワンポイント活用術

んん〜〜〜、働き方改革・・・、かぁ・・・。難しい問題だなぁ。

ど~したんや? 武居?覆面の隙間から汗タラタラ流して。

あ~森田さん。実は新しいお客様からテレビ会議やWeb会議のシステムを「働き方改革」のツールとして利用したいんだけど、どんな風に利用すれば成功するか? というご相談を受けているんですよ・・。

働き方改革かぁ。「一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ」って国全体で取り組んでいこうという施策もあるしなぁ。

何ですか?それ?日本語ですか?

おいおい・・・、今、日本では高齢化社会やろ。だから労働力人口数が減ってるわけや。国としての生産力、国力低下が避けられないので、内閣が「働き方改革」に乗り出した、ちゅうわけや。

ますます・・・、わかんないんですけど。

要するに、子育てや親の介護で「働けるのに会社に行って働けない」人たちに、仕事ができる環境を提供して働いてもらう。また労働生産性をあげながら、長時間労働、ま、残業とかやな、を削減していこうという動きが「働き方改革」ってことやな。簡単に言うと。「テレワーク(在宅勤務)」や「モバイルワーク(会社にいなくてもどこでも仕事ができる)」というキーワードも聞いたことあるやろ?

なるほどね〜〜。で、森田さん。テレビ会議やWeb会議の仕組みを使った「働き方改革」の良いアイデアって・・・、なんかないですか?

なんかないですかって・・・、無くはないけど、企業によって働き方改革を目指すポイントも違うやろうしなぁ・・・。 そや!! 我が社のお客様でシステムを上手に有効活用されている企業様が多数おられるんやけど、ちょっとおもしろい使い方をされているお客様の事例を紹介しよか?

うぉ〜! 森田さん、助かります! ぜひ教えてください!

まずA社さんの活用事例やけど、上の写真。これはタブレットを使った事例なんやけど、例えば営業さんがお客様先に訪問するやろ。その時、どうしてもスケジュールの関係で同行できない上司、また製造業さんの場合やったら技術職の専門スタッフが自社にいながらタブレットで参加してもらって、その場に居なくても打ち合わせやミーティングなどに参加してもらうという活用事例なんや。

もちろん資料共有もできるから、資料をタブレット上に表示しながら専門スタッフが直接ご説明することもできるわけや。

なるほど! これは面白いですね! これだったらテレワークしてても外出せずにお客様先に訪問できますね!

次はB社さん。こちらは製造業さんなんやけど、生産ラインの品質向上を活性化させるために、現場からタブレットを使いリアルタイムで作業員に指示を出したり、工作機などに不具合や故障が発生した際の確認手段として活用されてるんや。すごいやろ。

すごいですね。工場などの現場に行かなくてもバーチャル工場見学とかできちゃいそうですね!

最後はC社さん。まずワーキングツールをマイクロソフトのOffice365に統一。コミュニケーションツールはテレビ会議や音声会議、Skype for Businessなど用途によって使い分けをされていたんやけど、コミュニケーションツールの基盤を「クラウドサービス」に置き換えたことによって、遠隔会議に参加する人はツールを使い分ける事なく、自分の身近にあるデバイスから参加することができるようになった。また海外拠点も国内と同じようにスムーズに会議参加が行えるようになった。あとテレワーク・モバイルワーク、仕入先さんや取引先様との遠隔ミーティングも容易に行えるようになった、というわけや。時間・場所・デバイスを問わないので、いつでも・どこでも「ササッ!」と遠隔ミーティングができるようになったという、まぁテレビ会議業界のトレンドをうまく取り入れている活用事例ですな。

なるほど! どの企業もいろいろ考えてるんですね。僕もしっかり勉強して「働き方改革」を提案できるようにならなきゃ!

そやな、働き方改革で社内業務やルールを改定して、良い会社作りをみんなで目指さなあかんよね。社員のみんなに「改定案があったら書いてぇ〜」ってね。

ってね・・・って。森田さん、おやじギャグ言うのも良いんですけど、恥じらうことも必要かと思いますよ・・・。

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