新年も明け、早速オンライン会議でお仕事される事も多くなってきていると思います。僕、武居も今日はリモートワークで自宅からオンライン会議に参加なんですが、カメラ映像に違和感が・・・・。
あれれ??? 何だろう??? パソコン内蔵のWebカメラを使ってオンライン会議に参加してるんだけど、自分のカメラ映像が「チラチラ」するなぁ。Webカメラの故障か? モニターの故障か?
おぉぉ武居、お前のWebカメラ「フリッカー」が起こってるでー!
え?「フリッカー」? ふりかけご飯が大好きなプロ集団ですか?
武居君、新年から天然ボケのクセが強すぎるよ!
フリッカーって、武居も経験したこと無いか? 蛍光灯の下で一眼レフカメラや、ビデオカメラを使って動画を撮影したら「ボーダー(横筋)みたいな映像ノイズ」が画面の「上から下へ」ずーーーと流れる・・・、みたいな現象。その事を「フリッカー」って言うんやけど。
あーー!そんな経験あります! まさに今、フリッカーが発生しています!
フリッカーの原因って蛍光灯やLED照明の「ちらつき」をカメラが撮影しちゃって起っちゃうんだよね?
そうそう蛍光灯やLED照明は、ずっと光っているように見えてて、実は目には見えないスピードで点滅してるんや。電源(電気)には”ヘルツ”って言う周波数があって、この周波数が蛍光灯やLED照明の点滅回数に影響するんや。
周波数は東日本で50ヘルツ、西日本では60ヘルツってなってて、日本で電気事業が始まった明治時代、東日本はドイツから50ヘルツの発電機を、西日本ではアメリカから60ヘルツの発電機を輸入して設備したことが、東日本と西日本の周波数の違いになったんだよね。
花水、よー知っとるなぁ。蛍光灯はこの倍の周波数で発光してるから、東日本では1秒に100回(50ヘルツ×2倍)、西日本では1秒に120回(60ヘルツ×2倍)点滅してるんや。この点滅の事をフリッカー(現象)と言うわけやな。まぁ普通、人の目には見えへんけど、蛍光灯やLED照明が古くなってくると点滅の間隔が大きくなって、ちらつきが目立つようになるんや。これも経験あると思うんやけど。
なるほど! 目に見えない照明の「ちらつき」がWebカメラとリンクしちゃってて「フリッカー」が起こってるわけですね! でもどーしよう・・・、フリッカー起こさないようにするには部屋の電気消さなきゃいけない、でもそれだったら仕事にならないし・・・。 森田さん、なんか解決方法ってあるんですか?
武居はWindowsパソコンの内蔵Webカメラ使ってるんよな? だったらWindowsのカメラ設定で何とかなるかも。
わたしも、その設定方法知りたいよー!
よっしゃ、そしたら今年も動画で解説しちゃおう!
森田さん、今年もヨロシクオネガイシマス!
なるほど!! こんなカメラ設定項目あったなんて知らなかった!
Webカメラの「明るさ」や「色補正」「ホワイトバランス設定」など、ちょっとした簡単なカメラ調整だったらオンライン会議のアプリでも設定できるよね。
みなさん、新年早々ありがとうございました! で、森田さん、年末年始って何してたんですか?
あー、動物園行ってた。
動物園で何してたの?
今年の干支の「寅」見に行って、頭をなでようと思ったら噛まれた。 さすがに「タイガーに噛まれたら痛いがー!」
森田さん、今年から体張ったギャグは控えるようにしましょうね・・・。
最近ではカメラデバイスや照明器具も進化していて、フリッカーが起こる事はほとんどなくなりましたが、もしカメラ映像の「ちらつき」が気になったら試してみてくださいね!