テレビ会議なるほど情報
会議の在り方を考える。会議が煮詰まった時に実践してみたいスパークリング会議とは?
ネットで見つけた「お役立ち雑学豆情報」をご紹介。
会議の在り方を考える。会議が煮詰まった時に実践してみたいスパーリング会議とは?

「テレビ会議とは」というキーワードでインターネット検索すると、ウィキペディアでこの様に解説されていました。

「対話型電気通信テクノロジーにより複数の遠隔地を結んで双方向の画像および音声による会議を行うこと。グループウェアの一種でもある。会議向けに設計されているという点で個人向けのテレビ電話とは異なる。」
(参照:ウィキペディア「ビデオ会議」

テレビ会議は「遠隔地とのコミュニケーションツール」という言い方もできるのですが、ビジネスで利用すると会議に使われるシーンが多いですし、みなさまの会社でも社内外との会議用途(ミーティング)として利用しているケースがほとんどだと思います。テレビ会議ツールは設備している、品質も良いしストレスもない、このポイントも重要ですが、本当に重要なのは「テレビ会議を利用した会議で、仕事(会社)において生産性のある会議(議論)が行えているか?」というところです。

書店へ行くとビジネス書の類が沢山あり、仕事術、ビジネスマナー、伝える力、などのジャンルの中に「会議の運営」「会議ファシリテーター教科書」といった「会議」についての啓蒙書も数多く並んでいます。会議についての考え方も多種多様なのですが、まずはこちらの記事をご覧ください。

あらゆる人が意見を戦わせ、本当にいいアイデアを生みだす
「スパーリング会議」のやり方

情報処理業界を中心とした「仕事術」に関する情報を、日々私達に提供してくれるウェブメディアサイト「ライフハッカー」からの記事なのですが、スパーリング会議という手法を用いて会議を行えば、みんなの前で仕事やアイデアやプロジェクトに関する質問が柔軟にでき、威圧的ではなく価値のあるフィードバック(意見)をもらう事ができます、と紹介しています。

スパーリング会議の内容をまとめると、会議参加者全員が役割を持ち意識させ、会議進行ルールを守りながらアイデアや意見を協議していく、といった内容になると思われるのですが、このスパーリング会議手法だけではなく、会議にはある一定のルールは必要だと思います。テレビ会議システム自体のメリットはお分かり頂けると思いますが、テレビ会議で会議をすると、思わぬデメリットも感じられるようです。インターネットで調べてみると、テレビ会議を利用した際に起こるデメリットをいくつか見つけました。感覚的な事が多いのですが・・・、

■雰囲気(相手の感情)が伝わりにくい、分かりにくい。
■会議参加態度が悪くなる。(同じ場所にいないから)
■議論が激しくなる傾向がある。(同じ場所にいないから)
■会議が長くなる。(結論がまとまらない)
■せっかくなんで、という事で参加者が増える。(メールで利用するccの感覚)
■集中時間が継続できない、集中できない。
■会議主催者だけが満足する傾向がある。

テレビ会議で会議を行うと実際に会って会議する、とは別の問題が生じてくるようです。だからといって難しく考える必要はありません。ちゃんとルールや手法を決めて、議題に対するゴールを明確にする、進行役がいて、アイデアを出す人達がいて、まとめる人がいて、会議内容を記録(議事録)する人がいる。単純な事ですが、もう一度意識しなおしてみましょう。
自由な形式でザックバランな会議手法は参加者にとっては気兼ねないかも知れませんが、責任感も薄れがちになってしまいます。テレビ会議が有効活用されると生まれる効果としては、迅速な情報共有・仕事力の強化・ミス、ロスの軽減、トラブル時の早期対応、さらには経営理念の周知も一括して行えます。これは全てにおいて会社に生産性を生み、企業の業績UPに繋がるといっても良いでしょう。

「会社で行ってるテレビ会議って意思疎通がうまくできてるのかなぁ?」「テレビ会議すると長いよなぁ」「テレビ会議をもっと効率よく使うには?」などテレビ会議で行う会議に「?」をお持ちの方、一度スパーリング会議を試してみて生産性のある有意義なテレビ会議を実践してみるのは如何でしょうか? 

会議のありかたを考える。「会議が煮詰まったときに実践してみたいスパークリング会議とは?

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