皆さま「ハドル:Huddle」という言葉、ご存知でしょうか?
【ハドルとは】
直訳すると「群がる」「群衆」「ごった」等の意味を表しますが、アメリカンフットボールなどのスポーツで試合中に円陣を組み、選手同士の間で次の作戦を確認する、言うなれば「戦略会議」のことを「ハドル」と呼びます。
この戦略会議「ハドル」の考えを取り入れたミーティング手法「ハドル会議」が注目を浴びています。短時間でサっと集まり、サっと解散! それだけで成果の上がる「ハドル会議」の手法をご紹介します。
ハドル会議は「経営会議」や「役員会議」、「部門長会議」といった報告事項を共有したり会社の中・長期計画を議論したりする会議には不向きなスタイルの会議です。ではどんな会議に効果的なのか?それは、ひとつのプロジェクトを動かして行く上で、スタッフのToDo確認やちょっとしたアイデアの提供、チームやメンバーとのコラボレーションを深めるような「カンファレンス」よりはもっと身近な「ミーティング」に対して効果的な会議手法です。ハドル会議のコンセプトとしましては「会議室でおこなわない!」事です。あと基本的には「立ったまま」行うのが効率的にハドル会議が運営できます。ちょっとした打合せスペースを社内に作って、小さなホワイトボードなんかがあればよりベスト! パソコンやタブレットを持ってきて遠隔地のスタッフを交えたビデオミーティングするのも良いでしょう。念頭に置いていただきたいのは「いつでも」「短時間で」「自由な」ミーティングをおこない、チームの意識を固めながら向上させる!というところがポイントとなります。
ハドル会議に適したツールのご紹介です。会議にツールって何のツール??? なのですが、オフィス家具を中心に働きやすい環境をデザイン・提供されている「株式会社 岡本製作所」さんの商品「+Standing」です。
こちら、普通のオフィステーブルのように見えますが、ちょっとした仕掛けが! なんと机の天板が「上下」するテーブルになります。 ん、どういうこと??? 説明すると、天板が上下に動くボタンが付いておりまして、会議スタイルにあわせてテーブルの高さが調整できるスグレモノなのです。がっつり会議をする時は椅子に座って会議できるポジションに、ハドル会議をする時は机の天板をUPさせて立ったまま会議ができるポジションに設定することができます。文章で書いていても分かりにくいと思いますので、下の動画でご確認くださいませ。
座ったまま仕事や会議をしていると「疲労」「足のむくみ」「眠気」などの仕事集中度や健康面でもマイナスポイントが生まれてしまいますが、立って仕事・会議することにより「ストレス発散」や「アイデアの向上」などにも威力を発揮してくれるのではないかと考えます。
テレビ会議メーカーのPolycom(ポリコム)さんでは「ハドル」をキーワードとした製品開発をされており、このような【ハドル】テレビ会議ソリューションを提唱されています。
バナーをクリックしていただくと、ポリコムさんのウェブサイトにリンクされていますが、リンク先、画面右下にポリコムさんが推奨する「ハドルルーム」に関するレポートを見ることができます。
↓こちらです。
テレビ会議システムとして紹介されているのは「RealPresence Group 310」という機種ですが、ハドル会議の発想や運用を考えれば色んなアイデアが生まれてくるはず! 小さなスペースから大きな成果を生み出す「ハドル会議」、一度実践してみては如何でしょうか!