今回の「テレビ会議なるほど情報」ではテレビ会議メーカー【Cisco】さんのテレビ会議システム専用機「SX10 Quick Set」をご紹介いたします。軽量コンパクト設計でシンプルなインターフェイスでありながら高性能なSX10 Quick Set。さて、どんな特長を持っているのでしょうか!? 徹底検証してみたいと思います!
まず本体ですが上の写真の通り、本体とカメラが一体化されたコーデックになり、小~中規模会議室向けのテレビ会議専用機、と言ったところですね。SX10 Quick Setのスペックはコチラです↓
【寸法】幅:27.5cm/高さ:11.7cm/奥行:9.1 cm/重量:0.9 kg
【帯域幅】最大 3Mbps
【解像度/フレーム レートの最大帯域幅】720p30fps:768kbps~/1080p30fps:1472kbps~
【ビデオ規格】H.263/H.263+/H.264
【ビデオ入力】2入力(HDMIまたはVGAを選択可能)
【サポート対象ビデオフォーマット】640×480(VGA)/720×480/704×576(4CIF)/800×600(SVGA)/848×480/1024×768(XGA)/1152×864(XGA+)/1280×720(720p)/1280×768(WXGA)/1920×1080@30(HD1080p)
【ビデオ出力】1出力
【音声規格】64kbps MPEG4 AAC-LD、OPUS、G.722、G.722.1、G.711mu、G.711a、G.729ab、G.729
【音声入力】内蔵マイク×1/外部マイク×1.4ピン ミニジャック(Table Microphone 20 または Cisco Ceiling Microphone)/HDMI音声入力×1
【音声出力】ライン出力×1/ミニジャック/HDMI×1(デジタル メイン音声)
こちらがCisco SX10 Quick Set本体の外部入出力インターフェイスです。超シンプルなんですけど、左から・・・・、
・ACアダプター入力・LANケーブル接続・USB接続・映像+音声出力(HDMI)
■カメラがあって・・・、
・上下に資料共有(H.239)用パソコン映像入力(上がアナログRGB 下がHDMI)・右上のポートがバウンダリーマイク入力・右下のポートが外部スピーカー出力
となっています。 結線も簡単ですね!
こちらはCisco SX10 Quick Setのリモコンとバウンダリーマイクになります。内蔵マイクも本体にありますが、Cisco専用外付けバウンダリーマイクを装着すれば、音声集音の幅も広がります。リモコンも今までのモデルから一新され、非常にコンパクトで、しかもある程度の重量感もあり、手の中にすごくフィットして使いやすいデザインとなっております。
設置パターンも3パターンございまして、まず自立させて利用する設置方法。こんな感じで自立します↓
2パターン目は壁掛けして設置する方法。こんな感じです↓
3パターン目は下のパーツを利用します↓
このパーツ、一見みると意味不明ですが、実は液晶モニターにCisco SX10 Quick Setを直接取り付けられるオプションアームになります。 実際取り付けたかったんですが、取り付けた様子は下の説明書でご確認下さい。
さて、実際使ってみての使用感をレビューします。まず設置状態です。コチラ↓
さらに近づいてみます。
普段、社内のミーティングで利用しているRADVISIONのXT1000の上に、ちょこんと設置してみました。電源を入れて立ち上がるまで「47秒05」とデジタル仕様のテレビ会議専用機としては最速ではないでしょうか!? 立ち上がった後のメインメニューも「現在の時刻」「発信」「共有」のシンプルメニューです。では操作感を動画で撮影してみましたので、ご覧下さい。
いかがでしたか? テレビ会議システムのマルチベンダー VTVジャパンではCisco製品も取り扱っております。テレビ会議システムは「見て・聞いて・触って」みないと分からない体感製品です。Cisco SX10 Quick Set をご導入、ご検討のみなさま、是非、VTVジャパンのデモンストレーションルームで実機をご体感下さいませ!