テレビ会議を導入してから問題として上がりがちな「マイク」問題。会議室の大きさや会議参加人数を考慮した上で適切なシステムを導入したのだけど、思ったよりもマイクが参加者の音声を集音しないとか、もう少しマイクを増やしておけばよかったとか、実際にテレビ会議システムを導入してみて分かってくる課題ってありますよね。メーカー純正マイクを追加接続(カスケード)すれば問題解決するときもありますが、もっとマイクの数を増やしたいというリクエストも中にはあります。 またテレビ会議の音声が聞き取りにくい、会議参加者に1個マイクが欲しい、などのお問合せもVTVジャパンでは多々受けることがあります。ただ、テレビ会議メーカーの純正マイク以外のマイクシステムを増設しようとすると、ミキサーやアンプなどマイク以外の機材も揃えなければいけません。そこで今回の「テレビ会議なるほど情報」では、テレビ会議のマイクを簡単+シンプルに拡張できる【Televic:テレビック】の「D-cerno」というデジタル有線会議マイクシステムのご紹介をいたします!
まずTelevic「D-cerno」ですが、国会中継などでよく見られる「グースネックマイク」のシステムになります。テレビ会議で利用される卓上に置いて利用する「バウンダリーマイク」とは違い、話す人の口元にマイクがありますので、余計な雑音を集音しないという利点と、ダイレクトに音声を集音するので非常に肉声に近い音声が再現できます。卓上に置くバウンダリーマイクですと、音声以外の「音」も集音してしまいますので、エアコンなどの雑音が大きな会議室や音が反響してしまうような会議室にもTelevic「D-cerno」の導入メリットがあります。Televic「D-cerno」の構成ですが、大きく【3つ】のユニットに分かれます。まずマイクシステムを制御する「D-Cerno CU/セントラルユニット」です。ミキサーやアンプの役割を持っているのですが、システム全体の設定や制御を行うシステムの核となるパーツです。 次に「D-Cerno C/議長用マイクユニット」です。議長権限を持ったマイクになりますので、マイク全体をミュートするなど議長権限でマイク全体の操作を行うことが出来ます。最後のユニットが「D-Cerno D/出席者用マイクユニット」です。これは一般参加者用のマイクなので、話す時はマイクON、話し終わったらマイクOFFボタンがタッチボタンで操作できます。またどちらのマイクも共通で、マイクONになっているとマイクに付いているリンクランプが点灯し誰が話しているのかがビジュアルで確認できます。またマイク本体にスピーカーも内蔵されていますので、スピーカーの付いていないモニターやプロジェクターでのテレビ会議を行う際も、別途スピーカーを利用すること無くテレビ会議を開催することができます。
Televic「D-cerno」のもう一つの特徴として2台・3台とマイクを増やす際、なんとカスケード(数珠つなぎ)方式で増設が可能となります。ミキサーからマイクの本数だけマイクケーブルが出てきてしまうような構成ではないので、設置も簡単ですしケーブルもかさばりません。またマイクケーブルもCAT5(LANケーブル)で接続! マイクケーブルが断線してしまっても、LANケーブルで対応出来てしまうのは嬉しいですね。
では実際にテレビ会議メーカー標準の「バウンダリーマイク」とTelevic/D-cernoの「グースネックマイク」を下の動画で聴き比べてきたいと思います。動画は今年1月にVTVジャパンで開催しました「ユーザの悩みをこれで解決!テレビ会議・Web会議事例紹介セミナー」で実際にマイク比較をしているシーンになります。
※動画再生時間は3分18秒です。
如何ですか? かなりクリアに聞こえている事が体感頂けたかと思います。 Televic「D-cerno」、お手軽しかも安価にテレビ会議・Web会議の音声を劇的に向上させるソリューションになること間違え無し!ですね。
↑こちらのページは株式会社オーディオブレインズさんのTelevic紹介サイトになります。参考までにご確認願います。
VTVジャパンではテレビ会議・Web会議の周辺機器を多数取扱いしております。今回のようなマイクシステム以外にも、モニターラックや書画カメラなど充実した製品ラインアップでみなさまのニーズにご対応させていただきます。 詳しくは下のVTVジャパン/周辺機器紹介よりご確認下さいませ。