テレビ会議システムといえば「ポリコム」でしょ! っと言われる方も多いぐらい、現在も人気メーカーとして様々な製品やソリューションを我々に提供し続けている「Polycom:ポリコム」。ルーム型のテレビ会議専用端末から多地点サーバ(MCU)、最近では「skype for business」との製品連携や、ハドル会議からエグゼクティブ会議ソリューションまで、あらゆるビジュアルコミュニケーションのツールが取り揃えられています。そんな誰でも知っている「ポリコム」ですが、普段私たちがよく利用するエンドポイント、分かりやすく言うと「テレビ会議システム専用端末」について、皆様どれだけご存知でしょうか? 今回のテレビ会議なるほど情報ではポリコムの専用端末「Polycom RealPresence Group」シリーズを中心にポリコム製品を徹底レビューしてみたいと思います。
まずこちらの表をご確認ください。
Polycom RealPresence Groupシリーズの代表端末として内蔵多地点接続(最大6拠点まで)オプションが搭載できる「RealPresence Group500」、中〜小会議室をカバーできる「RealPresence Group310」、オールインワンタイプでシンプルに利用できる「RealPresence Debut」の3機種があげられます。適切な利用用途は表をご覧いただき確認願いたいのですが、Group500に関しては専用マイクが最大4個まで増設可能ですので、かなり大きな会議室であっても音声拡張できますね。またGroup500、Group310は専用カメラもチョイスできますので、会議室や会議シーンにマッチしたカメラを設置することが可能です。それではモデル別にみていきましょう
以前、この【VTV JAPAN MAIL NEWS】でもご紹介しましたGroup500。その時のレビューをみてみましょう。
リモコンもシンプルに生まれ変わり、マイクのデザインも以前の「HDXシリーズ」から一新。本体も超コンパクト化され、スタイリッシュな感じで会議室に設置できますよね。トップメニューも若干カスタマイズでき、よく通話する拠点などを短縮ボタンとしてトップメニューに配置しておくこともできます。
こちらの製品は私VTVジャパン:営業企画/小山が、不定期で掲載しておりますブログにて取り上げたことがございますので、レビューをご確認ください。
本社以外の拠点や中〜小会議室でご利用いただけるモデルになります。カメラの首振り機能(PTZ)は持っていませんが、Eagle Eye Acousticと言う非常に感度の良い定点カメラを利用いただければ、コストパフォーマンスも十分見込めるモデルとなっております。本体はGroup500と同じ大きさになり、背面のインターフェイスもほぼ同じ入出力を持っています。ですが、モニタへの2画面出力はオプション対応となっておりますので、ご注意ください。
こちらの製品も「VTV JAPAN MAIL NEWS」でご紹介したことがございますので、ご確認ください。
コンパクトタイプで場所も取らず、持ち運んで使えるシステムになります。またテレビ会議のスモールスタートキットとしても使えそうな端末です。カメラ・マイク一体型とはいえ、オプションでバウンダリーマイク(卓上集音マイク)を1個まで拡張できますので、複数人参加のグループ会議にも利用できますね。動画をみてもお分かりの通り、操作も直感的に利用できます。ミーティングスペースなどに置いていただき、5分程度のパッと初めてパッと終わる「ハドル会議」の端末としても有効的にご利用いただけると思います。
今後もテレビ会議・Web会議メーカーから、様々なコンセプトを持った製品やサービスが発表されると予測されますが、この「テレビ会議なるほど情報」コーナーではいち早く皆様にテレビ会議・Web会議業界の最新情報をお届けいたします。ご期待くださいね!