ウィズコロナが続く中、企業としては今まで開催していた「セミナー」「勉強会」などのイベントを、オンラインで実施される傾向が高くなっています。会場や会議室などに集合してしまうと、どうしても3密を防ぐことが難しくなるので、会社行事として行っている集客を目的としたイベントは、ウェビナーとして開催されている企業が急増しています。ですが、運用側の悩みとしてはウェビナーで紹介するコンテンツはできるものの、ウェビナーを上手に「演出」できない、すなわち臨場感に欠けるといった課題があるのではないでしょうか? 実際、ウェビナーに参加されたことのある方はお気づきでしょうが、コンテンツは興味深くてもウェビナーが始まると、プレゼンターの顔が良く見えない、音声が悪くて聞き取りにくい、スムーズに進行されない(段取りが悪い)、スタッフの声が聞こえるといった、ある意味不快感を感じたこともあるかと思います。そんな状況が続いてしまうと、参加者はウェビナーに興味がなくなってしまい「資料だけもらえればいい」や「また後で録画された動画が見れるんでしょ」という気持ちから、退席してしまう傾向が高くなってしまいます。今回ご紹介する【Magewell】USB Capture HDMI Gen 2 は、HDMIをUSBに変換する映像変換器なのですが、このデバイスをどうやって利用してウェビナーに臨場感作り出し、退席率を減らし企業のブランディングを上げていくか!のご紹介をさせていただきたいと思います。
まずこちらをご覧ください。
手のひらサイズで、とにかく小さいです。付属品はUSBケーブルのみ。電源供給はパソコンのUSBからになり、ACアダプターも不要。
使い方も簡単。ビデオカメラ側にあるHDMI出力を「USB Capture HDMI Gen 2」のHDMI入力(IN)ポートへ、「USB Capture HDMI Gen 2」のUSB出力をパソコンのUSBに差し込むだけ。めちゃくちゃ簡単ですよね。スペックについては正規代理店の松田通商株式会社のホームページにてご確認願います。
USB Capture HDMI Gen 2は、HDMIをUSBに変換する映像変換器ですので、ハンディーカメラに接続することでWebカメラの代わりとして利用することができます。
①ハンディーカメラのHDMI出力とUSB Capture HDMI Gen 2のHDMI入力をHDMIケーブルで接続します。
②USB Capture HDMI Gen 2のUSB出力とパソコンのUSB入力をUSBケーブルで接続します。
③ウェビナー機能を持ったWeb会議クラウドサービス側のカメラデバイス設定を USB Capture HDMI Gen 2 に変更します。※写真はWebex Event主催者のデバイス設定画面になります。
④これでハンディーカメラが映している映像を配信できるようになります。
⑤三脚などにハンディーカメラをセットすれば、Webカメラではできない「カメラワーク」を行うこともできます。
司会者やプレゼンター、板書されたホワイトボードを映す、質疑応答コメンテーターと、そのシーンに合わせてカメラワークする事でテレビの報道番組のように「臨場感」が演出できます。こちらはオンラインで開催する「勉強会」に向いている運用方法だと思います。
次の利用シーンとして紹介するのは・・・・
①まずウェビナー自体を事前にハンディーカメラなどを使って動画撮影します。
②次に動画編集ソフトを使って文字やテロップ、説明資料など編集を行いパソコンで再生できるフォーマットで保存します。
③ウェビナー動画が保存されたパソコンのHDMI出力とUSB Capture HDMI Gen 2のHDMI入力をHDMIケーブルで接続します。
④次にUSB Capture HDMI Gen 2のUSB出力とウェビナーで利用するパソコンのUSB入力をUSBケーブルで接続します。
⑤あとは利用シーン「その1」同様にカメラデバイス設定を USB Capture HDMI Gen 2 に変更します。そこにプラス音声入力デバイスの設定をUSB Capture HDMI Gen 2に変更します。※写真はWebex Event主催者のデバイス設定画面になります。
そして動画を再生すると、
動画の映像 → カメラが捉えている映像として映像配信
動画の音声 → マイクが収音している音声として音声配信
上記のように利用することが可能になります。動画を撮影し編集するという作業が必要となりますが、メリットの方が多くあげられると思います。想定できるメリットとして・・・
①編集された動画コンテンツを配信するので、ウェビナー進行時の不手際がない。
②動画編集時、プレゼンターの姿と説明資料の表示切り替え、テロップを入れる、BGMを入れるなどを編集しておくことで、テレビ番組のような臨場感あるウェビナーが配信できる。
③動画コンテンツを2次利用することで、ウェビナーの再開催(再配信)が簡単に行える。
④ウェビナー当日のリソース(運用関係者)を抑えられる。
⑤テキストチャット、Q&Aは従来通りリアルタイムで対応することができる。
このような効果が見込め、ちゃんと演出されたウェビナーを視聴することで参加者のストレスが無くなり、集中力がUPされ退席率も軽減されると予測されます。
事実、今年7月、私どもVTVジャパンが開催したウェビナーも、動画コンテンツを配信する上記の方法を仕組みとして実施させて頂きましたが、ウェビナーを最後までご覧いただいた方の割合を「視聴率」として集計してみると【68%】という高視聴率のウェビナーが実施できました。
VTVジャパンでは今月9月17日(木)、7月に開催した上記同ウェビナーを開催いたします。「アフターコロナで考えるべき社内外コミュニケーションの課題と整備」というタイトルのウェビナー内容も含め、動画コンテンツ配信形式のウェビナー実施にご興味を持たれましたら、ぜひご参加願います。
如何でしたでしょうか?
USB Capture HDMI Gen 2の気になる価格ですが定価はOPEN価格ですが、5?6万円台でご提供可能です。「USB Capture HDMI Gen 2」気になるなぁ、とご興味ございましたら、VTVジャパンへご相談くださいませ。