コロナ禍の中、遠隔地との会議はパソコンをエンジンにしたWeb会議(オンライン会議)が主流となりました。ですが、社内間の会議はまだまだ「テレビ会議システム」を利用される企業が多いです。会議室に複数人集まってテレビ会議に参加しても、専用のコーデック(システム本体)、カメラ、マイク、社内ネットワーク(VPN)を利用しますので通信も安定し、Web会議よりも会議に集中することができます。会議室に複数人集まる場合、会議室の大きさや参加人数によって、テレビ会議システム専用マイクをカスケード(数珠つなぎ)し2個に増やしたりして利用しますが、もっとマイクの個数を増やしたい場合、専用マイクを買い足さなくてはいけません。しかし・・・、簡単にマイクが増やせない場合も出てきます。
・利用中のテレビ会議システムが最大2個までしかマイク拡張できない。
・増設するにも費用がかかる。(マイク1個/5万円~10万円)
・専用マイクが生産終了となっており、そもそも購入できない
でもご安心ください。みなさんが普段Web会議で利用してるヤマハ:マイクスピーカー【YVC-1000】を使えば、簡単にテレビ会議システムのマイクを拡張することができます。今回のテレビ会議なるほど情報では、ヤマハ YVC-1000を使ってテレビ会議システムのマイクを拡張する活用術をご紹介いたします。
ではYVC-1000を使ってテレビ会議システムのマイクを拡張する活用術をご紹介していきましょう。まずテレビ会議システムのマイクを1個使っている会議室の状況です。
あと2個、合計3個のマイクを増設したいので、YVC-1000を使って拡張したいと思います。テレビ会議システムはAvaya(アバイア)を利用します。
① テレビ会議システムの「音声出力」端子とYVC-1000の「AUDIO IN」端子を音声ケーブルで接続します。
② テレビ会議システムの「音声入力」端子とYVC-1000の「AUDIO OUT」端子を音声ケーブルで接続します。
機材の準備はたったこれだけ。あとは必要な分だけYVC-1000の卓上マイクをカスケード接続します。(最大5個まで拡張可能)
注意して頂きたい点としては、テレビ会議システム本体のエコーキャンセラーの設定を必ず「OFF」に設定してください。YVC-1000にもエコーキャンセラー機能が実装されていますので、エコーキャンセラーはYVC-1000側で実装されている機能を利用します。
これで卓上マイクが3つ準備できました!
もう一つ注意点があり、この使い方をするとYVC-1000本体のスピーカーから相手側の声が聞こえます。通常テレビ会議システムの場合、テレビモニターについているスピーカーから相手側の声が聞こえますが、この方法ですと音声出力はYVC-1000となります。会議室の大きさや参加人数を考慮して、YVC-1000のボリュームを調整してください。
それでは実際にYVC-1000を使ってテレビ会議システムのマイク増設をした状況を動画にしておりますので、あわせてご確認願います。
YVC-1000を使ってテレビ会議システムのマイク増設をしてみた結果!ですが、実に簡単にシンプルに増設することが出来ました。YVC-1000って本当に色んなシーンで活用できますね!!
YVC-1000とテレビ会議システムを連携し、マイク拡張した利用方法はVTVジャパンのデモンストレーションルームでご体感いただけます。また実際にみなさまの会社の会議室に持ちこんだデモンストレーションも実施させて頂いておりますので、ぜひ下記お問合せフォームよりご相談くださいませ!