なんかテレビ会議の音声が聞き取りにくいなぁ? ちょっと音が悪いんですけどー!
と、ユーザーから漠然と苦情を受ける事ってありませんか? 改善を試みても、なかなか上手くいかない・・・。 何が原因で音声が悪くなっているのやら・・・。
武居、何が原因で音声に不具合が起こったり不安定になっているか予測できるか?。
いやぁ~ちょっと分からないですね。そもそも同じシステム使ってる他のお客様では音声のトラブルは起こっていないみたいだし。
システム自体に原因が無いという事は、システムを利用している環境に原因がありそう!と、まずは考えてみる必要があるな。
利用している環境ですか? 具体的にどんな環境が音声トラブルを引き起こすんですか?
そやな、ではテレビ会議やWeb会議を利用している時の音声不具合・不安定原因を確かめる要因を「3つ」の観点から紐解いてみるので、しっかり勉強するように!
よろしくおねがいしまーす!
まず先に言ったようにシステムを利用する「A:環境・設備」を確認してみよう。
①会議室内にノイズが発生していないか?
エアコンなどの空調ノイズやプロジェクターのファンの音をマイクが集音してしまっていると、相手側に雑音となって聞こえてしまう事があるので注意!
②会議室の構造
会議室の中で話すと声が反響する、残響音が残るような部屋ってあるわな。これ、反響音や残響音もテレビ会議のマイクが集音してしまうので、音のトラブルになるわけや。窓には布製のカーテンをひいたり、プラスチックタイル製の床であれば、カーペットにしてみたりと、音が反響せず残響しない環境を作ってあげる必要があるんや。
③ネットワーク品質
システムを利用するネットワークに十分な帯域が確保できていないと、音声が飛んでしまったりすることがあるんや。特に無線(WiFi)環境でパソコンやタブレットを利用したWeb会議を行う際、電波の受信が不安定な場所や入りにくい場所だと音声に不具合が出たりするわけや。
以上、環境・設備に関してトラブル原因が判明した時は、各管理者と設備などの改善策を検討する必要があるわけや。
おー!なるほど! 環境や設備ですね。で、ふたつめの要因は何ですか?
次は「B:デバイス」を確認してみよう。
会議室の大きさや参加人数に対して、適切なマイクの数が配置されているか? もちろん参加人数に対してマイクの数が足りなければ、こちら側の音声が集音できず相手側に何を話しているのか分からなくなり、ストレスを与えてしまう原因になるわな。この会議室ってマイクを何個設置すれば快適なテレビ会議が実現できるか!って提案は、武居、得意分野やろ!?
そーですとも!ぜひVTVジャパンにご相談ください!っていう事ですよ! で、最後三つ目の要因は?
最後はずばり「C:使い方」
マイクやスピーカーの認識が出来ていない、設定が変わっている、のように本来ならばちゃんと使えてるハズなのに、利用者の使い方が原因で次の利用者がトラブってしまうケースが多々あるわけや。またマイクの近くで資料をめくったり、机をペンでコツコツ叩いたり、マイクの前にノートパソコンを置いているために、パソコンが壁になってマイクに声が入らない、といったテレビ会議のマナーによる音声トラブルもあるわけやな。
なるほど、会議室にテレビ会議の使い方以外に、テレビ会議マナーに関したマニュアルを置いておくのもトラブル回避の方法になりますね。
おー!そうやな、大切な事かも知れんな!
森田さん!さすがプロの意見は違うなぁ~!このアドバイス、あのお客様のところへ持って行こう!
え?そのお客様、場所はドコ?
あ、ドバイっす!(アドバイス・・・)
ワシのダジャレパート取るなぁ~~~!
テレビ会議やWeb会議の音声不具合に問題を抱えているみなさま、一度チェックしてみてくださいね!。