経験して分かった事! オンライン会議に必要な「3つ」の重要課題とは!?

テレビ会議ワンポイント活用術

徐々に日常の生活へ戻りつつある中、私たちが経験した状況から生まれた「新しい働き方」。そのひとつとしてテレワーク(リモートワーク)があげられますが、テレワークで実施した「オンライン会議」の仕組み、色々と課題が残されていませんか??

みなさん、こんにちは! 今日の打合せも「オンライン会議」でリモートから参加しますので、よろしくお願いします!

あ~~、どうも、森田です。オンライン会議越しでも、お綺麗でいらっしゃる!さすが白鳥はん、美人でんなぁ~~~。

なんか森田さんが言うと、軽くセクハラに聞こえる・・・・。

まぁまぁ、花水さん、森田さん、あれで精いっぱいの敬語使ってるんで。で、どうですか白鳥さん、社内でオンライン会議の仕組み、うまく利用されていますか??

そうなんですよ、今回はなんとか乗り切りましたが、テレワークの実施を本格的に業務の中に取り入れたり、今後起こり得るパンデミックの対策も踏まえて、オンライン会議の仕組みを再検討するために、利用者や管理者など様々な目線からアドバイスを頂こうと思って、ご相談させていただきました。

なるほど、それでは我々のお客様から相談の多かった重要な課題を「3つ」のポイントでまとめてお話しさせていただきます。ぜひ参考にしてみてください!

なんか森田さんが標準語で話すと、ムカツク・・・・。

まぁまぁ・・・(汗)

まず「1つ目」はVMR(仮想会議室)枯渇問題。今回のようにテレワークを実施することで、オンライン会議の接続先を常時設定している「VMR」にアクセスして利用するケースがほとんどだったと思います。例えばVMRを5部屋用意してオンライン会議用に利用ルールを決めたのだが、利用者の数が多くて5部屋の運用ではVMRが足りない(枯渇する)ケースがたくさん聞かれました。今回の状況で、個人からオンライン会議に参加するシーンが増え、1対1の接続でもVMRを利用するため、アッという間にVMRが枯渇してオンライン会議ができない!という課題を持った企業の声が多く聞かれました。

確かにVMRが空いていなくてオンライン会議の日程を変更したり、不便でしたがテキストチャットや電話でコミュニケーションを取ったりしていました。

そんな事にならないために、解決策としては「ネームドホスト」運用をお勧めします。ネームドホストとは、オンライン会議の利用者にそれぞれIDを付与し、固定されたVMRを利用するのではなく、IDを持った利用者のVMRに集合して会議を開催する方法です。図で見てみると・・・・

こんな風に、今日は私が会議主催者だから「私」の会議室に集合してね! という運用方法です。メリットはVMRの最大接続数は、どちらも100接続できるので機能・性能は同じですが、VMRの枯渇は防げます。いつでも・VMR予約も気にすることなくオンライン会議が開催できます。デメリットとして考えられるのは、利用者に1つIDを付与しますので、利用者が30人いれば「30ID」、100人いれば「100ID」とクラウドサービス契約料金が、VMR固定運用よりも高くなってしまいます。

なるほどなぁ。運用ルールや利用方法をしっかり検討したうえで、クラウドサービスの見直しをした方が良い!って事ですね。

次に「2つ目」のポイントですが白鳥さん、テレワーク時、オンライン会議を行うための「ネットワーク」はどうされていましたか?

はい、セキュリティ面を考えて自宅のネットワークは利用禁止とし、会社支給のスマートフォンからテザリング利用しました。長時間オンライン会議すると、すぐに使えるパケットの制限になってしまって苦労しました。

まさに2つ目のポイントは「テザリングやポケットWiFiの通信容量」問題です。白鳥さんが体験した通り、スマホのテザリングやポケットWiFiの通信容量は無限に使えません。あくまで一般論なので参考程度に見てほしいのですが、下の図をご覧ください。

このように、なんでもかんでもオンライン会議にしてしまうと、すぐに通信パケットがなくなってしまう可能性があります。ちょっとした提案ですが、カメラミュートにしたり資料共有時に表示するパワーポイントなどの資料をテキストだけにしてシンプルにする、そんな事で通信パケットを抑える事ができます。ですが、大きな改善は期待しないでください。

お客様から聞いた重要な課題が3つあるって言ってたけど、3つ目は何?

3つ目のポイントは「音声」問題です。運用側としてはオンライン会議のプラットフォームは準備し、利用者に提供できたのですが、利用者側で音声に関するデバイスは自分で準備できるヘッドセット、マイク付きイヤホン、マイクスピーカー、Webカメラに付いている内蔵マイク、パソコンに標準で付いているマイクなどを利用されており、音声デバイスの統一、要するに同じモノ(デバイス)を使っていなかったので「あの人の声がデカくてうるさい」、逆に「あの人の声が小さくて聞こえない」、さらに「参加者の声の音量がバラバラで疲れる」など、不満の声が多く上がっていました。今回の事態では急に同じデバイスが揃えられなかったのも想定内ですが、先月お伝えした【リモートワークに役立つ】Web会議で「ひとりだけ」声が小さく聞こえる原因は!の内容を実施してみてください。こちらです。

また2020年2月号の【テレビ会議なるほど情報】で紹介した「Web会議に最適! 【2020年最新版】売れ筋マイクスピーカー Best3!」も参考にしてみてください。

森田さん、今回もすごく勉強になる情報、ありがとうございました。弊社のオンライン会議の仕組みも再検討してみますので、またお声がけさせていただきます!失礼します!(プチ)

さすが森田さんですね! 説明、すごくよく分かりましたよ!

かぁー、白鳥さん目の前にするとキンチョーするわぁ。思わず標準語になってしもた。しばらく自粛で関西にも帰ってへんし、大阪弁忘れかけてるなぁ・・・。実家の放出(はなてん:大阪市鶴見区)帰りたいなぁ。

そしたらJRで(ICOCA)!

おぉぉぉぅ、そ、そやな・・・。

(・・・やばい、花水さんのギャグセンス、低レベルではあるが、森田さんを超えてきた。森田さんもちょっとビビってんな。がんばれ森田さん、って何で僕、応援してんだろ??)

いかかでしたか?
今がオンライン会議の仕組みを見直すチャンスかもしれません。この先、起こり得るパンデミックや緊急事態に備えて、準備してみませんか?
登場人物紹介

経験して分かった事! オンライン会議に必要な「3つ」の重要課題とは!?

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