テレビ会議とWeb会議、どちらもオンライン会議に活用できますが、どの打ち合わせでどのシステムを使えばよいのか? この会議で最適に利用できるツールは何? と、オンライン会議を実施するたび、悩んでしまう事もあるのでは??
みなさん、こんにちは! 今日の打合せも「オンライン会議」でリモートから参加しますので、よろしくお願いします!
おぉ!白鳥さん、先月と一言一句変わらない登場、ありがとうございます!
武井、まぁエエやんか、白鳥はん、今日もべっぴんさんですなぁ。
べっぴんさん・・、って、森田さん、昭和より前に生まれてる、絶対。
花水さん、まぁまぁ・・・、で、白鳥さん、今日はどんなご相談ですか?
はい! 先月、オンライン会議に必要な「3つ」の重要課題について教えていただき、社内でオンライン会議の仕組みを再検討していると、社員がそれぞれバラバラのシステムを利用していることがわかりました。
バラバラのシステムとは、どう言うことですか?
弊社ではマイクロソフトのOffice365を導入していてエクセルやパワーポイント以外に「Teams」も利用できる環境になっています。また海外事業部では「Zoom」を導入していて社外とのオンライン会議に使っていることがわかりました。
でも白鳥さんの会社、MCU(多地点接続サーバー)があって、テレビ会議システムの専用機もたくさん導入されていますよね?
そうなんですよ。それで、いろんな部門から「社外とオンライン会議したいけど、何を使ったら良いの?」とか「役員会議はTeamsで参加したいんだけど」といった相談や質問がテレビ会議管理部門にたくさん入っていて、収拾がつかなくなってきています。
なるほど、それ「何を使うか?」より、「誰」と「どんな」ミーティングや会議(コミュニケーション)を実施したいか?を設定しないといけませんわ。
誰とどんなコミュニケーションを実施したいのか??
せや。ビジネスのコミュニケーションってざっくり「4つのシーン」に分けることができるんや。オンライン会議を行うとき、そのシーンにマッチしたツールを利用しないと、快適なコミュニケーションが成り立ちにくいんですわ。
森田さん、なんか哲学っぽくなってますけど・・・。
あ-、すまん。そしたらワシが作った「ビジネスコミュニケーショングラフ」ってのがあるから、それ見ながらテレビ会議やWeb会議をどんなシーンで使い分けしたら良いのか?を説明したろ。
森田さん、よろしくお願いします!
なるほど、なかなか面白い分析ですね!
例えるとプリンを食べる時、お箸でも食べれるけど、スプーン使った方がきれいに美味しく食べれます!って感じに似てるよね。
確かに、Teamsを使って役員会議に参加することもできるんやけど、きっちりコミュニケーションができるか!って言うと、テレビ会議専用機を使った方が意思疎通できるコミュニケーションが取れるわな。それぞれのゾーンに合わせたシステムやツールを使うことが大切、ってワケやな。
森田さん、貴重な資料とご意見、ありがとうございます。弊社のビジネスコミュニケーションで、何が大切な部分なのかを、もう一度検討したいと思います。本日はありがとうございました!失礼いたします。(プチっ)
しかし花水さん、ビジネスコミュニケーショングラフの内容を「プリン」に例えるのは斬新だね。
プリンは栄養たっぷり~ん!
バイト花水、カワイイやんけ・・・。
ダメだって森田さん、森田さんが普通に言っても、やっぱセクハラっぽくなっちゃいますから! ※この流れは先月号(2020年6月)のテレビ会議ワンポイント活用術をご覧ください!
4つのゾーンに分けられたビジネスコミュニケーショングラフから、みなさまにとって「どの部分のコミュニケーションを重視」するのか、をご検討してみてください。きっと快適なオンライン会議手法が見つかるはずです!