【落とし穴になる可能性も】Teams Rooms|知っておきたい「3つ」の基本情報とは!

テレビ会議ワンポイント活用術

コロナ禍から社内で使えるオンライン会議ツールが複数あった中、運用をMicrosoft Teamsにまとめて整理しよう、という企業様のお話を良く耳にするようになりました。それに伴い以前利用していたテレビ会議システムを「Teams Rooms」に置き換えたい!というニーズも高まっています。しかし!Teams Roomsを導入する際、いくつかチェックしなければならないポイントが有るとか、無いとか・・・。

武居君、またTeams Roomsの導入を検討したいってお客様からのメールが入ってるよ!

ひー!今月だけで20件もお問合せが入ってるし、もうTeams Roomsの見積もり作るのが追いつかないよー!

武居、Teams Roomsの見積もり作るのも大切やけど、お客様の環境でTeams Roomsがちゃんと使えるのかチェックはできてるんか??

えー、森田さん、そりゃ使えるでしょ! Microsoft Teamsをご利用されているわけだし、電源とLANケーブル差してTeamsと連携させれば使えるでしょ!

まぁ簡単に言えばそれでエエかも知れんけど、Teams Roomsのライセンスとか、OSはどーするだとか、導入前にチェックしないとトラブルになる「落とし穴」が結構あるんやで。

森田さん!マジですか!見積ばっかり作ってましたけど、そもそも基本的にどんな情報が必要なのか確認していませんでした!

あぁぁぁ、これだとお客様にご迷惑がかかってしまうなぁ。よっしゃ、まだ遅くないから「Teams Rooms」の導入を検討する前に必ず知っておきたい「3つ」のチェックポイントがあるから、ちょっと説明してみよか。

おー! ありがたい! 森田さん、よろしくお願いします!

まず1つ目
Teams Rooms Android版とWindows版の違い

Teams RoomsのOSは2種類あって「Android」と「Windows」の2種類が存在するんや。もちろんどちらのTeams Roomsを利用しても、Teams会議に使える専用機なワケなんやけど、ちょっとした違いがあるねん。まずこの資料を見てみよか。資料をクリック、スマホだったらタッブすれば大きく見えるで!

まずAndroid版の大きな特長は「本体・カメラ・マイク・スピーカー」が一体型になっている、オールインワンタイプのTeams Roomsなんや。なので設置はモニターとHDMIケーブルで結線して、LANケーブルと電源を入れれば設置は終了。超簡単やな。その反面、オールインワンタイプやから外部USBカメラや外部USBマイクなどの拡張ができない、という落とし穴があるんや。
20人とか30人が出席する大きな会議室では、オールインワンタイプのAndroidモデルは発言者の声が集音しにくかったり、出席者がカメラの画角に収まりにくかったりすることが考えられるから、大会議室やホールで使うTeams Roomsとしては、ちょっとキビシイかも知れんな。

次にWindows版の大きな特長はAndroid版と真逆で、カメラ・マイク・スピーカーを別で準備して本体に接続し利用するモデルになるんや。会議室の大きさや出席者の人数を考えて、その会議室仕様に自社でカスタマイズできるワケやな。
オールインワンタイプと違って外部デバイスを接続するわけやから、デメリットで考えられるのはケーブル類が多くなってしまう点と、エンジンがWindowsなのでセキュリティー対策もしっかり準備しないとアカンな。

なるほど~、そんな違いがあったんだね! Teams Roomsは何でも良いや!ってわけにはいかないねー。

2つ目は
Teams Roomsライセンスについて理解しておこう!

説明する前に、資料の確認から。

Teams Roomsを導入する場合にはライセンスが必要になるんやけどMicrosoft Teams Rooms Basicという無料ライセンスとMicrosoft Teams Rooms Proという有償ライセンスの2つのライセンスがあるんや。それぞれの違いは資料の他にも細かい部分があるんやけど、特に赤枠で囲っている4か所が落とし穴になるかもしれないポイントになるんや。

Teams Roomsが「25台」までであれば、無料のBasicライセンスでTeamsの仕組みにTeams Roomsを絡めた運用ができるんやけど「26台」以上になると有償のProライセンスが必須になってくるんや。
あと画面分割の分割数も違うし、2画面モニター構成(デュアルモニター)で運用したければProライセンスが必要になる。
またオープンスペースでTeams Roomsを使いたい場合とか雑音がちょっと気になるところでは、AIが雑音となるノイズを自動で制御してくれる自動ノイズ補正(AIノイズ制御)という機能があるんやけど、これもProライセンスで使える項目になってくるわけやな。

なるほどー! ライセンスの違いで機能が変わってくるし、運用を考える点でも必要なポイントになりますね~。

最後の3つ目は
Windows版を選択するならMicrosoft認定のUSBデバイスを選んでおくこと!

ここは資料が無くても理解できると思うけど、世の中には星の数ほどUSBで接続できるWebカメラやマイクスピーカーがあるよな。もちろんMicrosoftが認定していないUSBデバイスを使っても今は使えるかも知れない。そやけど、Teams RoomsってTeamsというクラウドサービスに紐づけて利用するデバイスやから、頻繁にバージョンアップしてるんや。もしかするとMicrosoftが認定していないUSBデバイスを利用していると、今日は使えていても、明日になったら認識しないって可能性が十分あるから要注意なポイントになるわけや。

私たちVTVジャパンでは【Microsoft社認定のSolution Sales及びTechnical Solutionsのスペシャリストバッジ】を取得していて、お客様がTeams Rooms導入の際、落とし穴にはまらない為にご提案からデザインといった導入支援をさせていただいてるんだよね!

www.vtv.co.jp

ひー! 知らなかった。 今までお客様にTeams Roomsの導入支援をさせていただいてましたが、トラブルが起きなかったのは「ミラクル」ですね、反省します~。

武居、安心しろ。 武居以外のVTVジャパン社員は全員Teams Roomsの事を熟知しているし、武居のお客様のサポートもしっかり支援していたからトラブルが起こってないんやで!

ミラクルだけに、VTVジャパンのTeams Roomsスペシャリストがお客様先へ「みな来る」だよ、まったく。

なんか、、、シンプルにまとめるよな、花水。ちょっと悔しい。。。

いかかでしたか?
他にもチェックするポイントがたくさんありますので、Teams Rooms導入検討の際は、VTVジャパンにご相談くださいね~!
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