H.323/SIPプロトコルを使った「テレビ会議システム」に代わり、Microsoft TeamsやZoomで利用できる専用機「Rooms」の導入やリプレイスが進んでいますが、会議用途以外で何か活用できないか？もっと便利で効果的な使い方は無いのか？っと最近、お客様から良く伺うケースが増えてきています。
確かにオンライン会議の専用機として、会社の会議室から複数人が出席する場合に利用されるケースが一般的に思うトコロだけど、他に活用できるシーンってあるのかなぁ？？
そうだね、社内研修や勉強会で利用するって言うのも一般的な使い方だと思うし。遠隔地にいる方とのコミュニケーションツールとして、他にどんな利用方法があるんだろう？？？
まぁまぁ、そんなに頭を固くしてもしゃーないんちゃう？ 会社で仕事していたら便利にRoomsが活用できるアイデア、すぐに思いつくやろ？
森田さん、そこが思いつかないから困ってるんですよー。なんかアイデアあるんですか？
そしたらTeams Rooms・Zoom Roomsをすでに導入されている企業様から、これから導入を検討される企業様までまとめて必見！ Roomsなるほど「３つ」の活用方法を紹介してみるでー！
おー！ ありがたい！ 森田さん、よろしくお願いします！
Rooms活用事例｜その① 常時接続バーチャルオフィス利用
例えば東京・名古屋・大阪・福岡に本社・支店と4拠点のオフィスのある企業だと想定して、それぞれの居室（オフィス内）に1台ずつRoomsを配置する。Roomsは普段オンライン会議で利用しているサービスで利用できるRoomsでOK。Zoomを利用されているならZoom Roomsだな。それを4拠点接続してお互いのオフィスフロア―を写しながら各拠点の雰囲気を共有する。何気ないコトなんやけど、自然にお互いを意識するようになって一体感みたいな状況が演出できるんやな。
こんな感じ。緊急で全社に通達したい事があれば、マイクをONにしてアナウンスできるし、朝礼や夕礼も全社で実施する事ができるな。これ経営企画の方達にめっちゃウケる活用例やで！
なるほどねー、会議やミーティング用途ではなくて、全社の雰囲気を共有しながら一体感を生み出していくという使い方なのね！
せやな、コミュニケーション力が活性化するで！ では次、
Rooms活用事例｜その② 遠隔営業支援利用
営業さんは日々、お客様のトコロへ商談や打合せに外出してるんやけど、より専門的な知識が必要な商談や難易度の高い打合せも中にはあるはず。だけど技術者や知見のある社員が同行できなかったり、はたまたその人が海外で働いていたりするケースもあったりすると思うんや。そんな時はRoomsでこんな営業支援をしてみるって活用方法もあると思うんや。
営業支援するスタッフは、会社の会議室にあるRoomsから遠隔で商談に参加する。そして営業が対応困難な質問や相談に対応する。営業が持ち合わせていない資料なんかも会社にいるスタッフ側から資料共有できたりする。これめっちゃ効率良いいんちゃう！ お客様の印象も爆上がりすると思うで！
なるほどねー！ 特に新人の営業さんは経験も浅く心細いトコロもあって、誰かに支援を頼みたくなるけど、こんな感じで支援いただけると社員のリソースを有効的に活用できますねー！
武居はもう、ワシが支援しなくてもひとりで営業行って欲しいんやけどな・・・。では最後
Rooms活用事例｜その③ 遠隔トラブル対応利用
お客様との関係性や信頼性を失うきっかけって、納品したシステムや製品の「トラブル対応の遅さ」が考えられると思うんや。いつまで経ってもトラブルが解決しない、対応が遅い、という事が自社の評価をさげてしまう原因としても考えられる。そやけど迅速にお客様対応したくても、今すぐ専門知識を持ったスタッフが訪問できないというケースも数多く考えられると思うんや。そんな時、こんな方法もアリやと思うんや。
例えば納品した機械の不調があった場合、お客様はタブレットかパソコンを使ってオンライン会議接続する。こちら側ではサポートデスクのスタッフがRoomsからオンライン会議に参加して、機械や現場の状況を見て判断しながら遠隔でサポート対応する。そこで解決できれば良し、解決できなければ後日実際に訪問してトラブル対応する、という風に、まずトラブルが起こった際はお客様と素早くコンタクトするのが信頼性を落とさない対応策やと思うねんな。
なるほど、Teams RoomsやZoom Roomsは会議利用という概念ではなく、コミュニケーションを活性化させたり深めたりできるツールなんだね！
こんな活用方法出来るなんて考えつかなかったな。さすが武居さん、なんだか目が覚めた気持ちですよ！
なんや武居、今まで寝とったんか？？ まだまだ暑いけど「熱帯夜でも寝たいや」って感じか！ まだまだ若いな！ 八ツ八ツ八ツ！
いやいや・・・、森田さん、そういう意味では無くて・・・。
