企業向けのコミュニケーションおよびコラボレーションのグローバルリーダーとして先駆するAvaya(アバイア)社。2012年にテレビ会議のMCU・ゲートウェイ等ネットワークインフラ製品に特化したトップメーカーRadvision社を買収し、テレビ会議部門の充実を図りました。さまざまなテレビ会議製品からネットワーク機器まで企業に最適なビジュアルコミュニケーションを提案し続けるアバイアからテレビ会議専用端末「SCOPIA XT4300」が発売されました。専用カメラは光学5倍とデジタル3倍のズームに対応、10名程度までの利用に対応します。内蔵MCU機能がオプションで用意されており、自拠点を含む最大4拠点をつないだ多地点会議を開催できるシステムです。今回、皆様へお届けする【VTV EXPRESS 2016:Vol.01】ではアバイアの新製品「SCOPIA XT4300」の魅力に迫りたいと思います!
まず本体をご覧下さい。マット調の黒ボディーで、上位機種の「SCOPIA XT5000」と同じフォルムを持つ「SCOPIA XT4300」。ミドルモデルとして位置づけされる「SCOPIA XT4300」ですが、このような特長が装備されています。
【特長1:1080p/60fpsの高品質映像】
フルHD 1080p60フレーム/秒の最高画質でビデオ会議及び、コンテンツ(資料)の送受信が可能です。
【特長2:H.264SVC、H.264High Profileを搭載】
ネットワークトラフィックの影響を受けにくく不安定な回線状況でも、映像・音声接続を良好に保つH.264SVCと、従来の通信速度の約50%の帯域でHD画質のビデオ通話を実現するH.264High Profileを搭載しています。
【特長3:1080p/60fpsでの資料共有】
PC資料や動画など様々なコンテンツを1080p/60fpsのクオリティで送受信することができます。デュアルモニタ対応で、人物とコンテンツの映像を2つのモニタに同時表示できます。ストレスのない資料共有で会議効率もアップします。
【特長4:内蔵MCU機能で最大4拠点同時接続/オプション】
内蔵MCUオプションを追加することで、最大4拠点での多地点会議が実施できます。
【特長5:2つの異なったネットワークをカンタン接続/オプション】
DualNICオプションを利用すれば、社内LANとグローバルネットワーク等、2種類のネットワークを設定変更することなく接続することができます。 例えば内蔵多地点機能を利用した社内会議に、社外の取引先が参加することができます。
【特長6:USBメモリ録画機能を標準搭載/オプション】
USBメモリを使ってビデオ会議を録画することができます。会議に参加できなかった社員が後日閲覧できるなど、会議の議事録として利用できます。
リモコンですが、さすがアバイア! スッキリしたデザインのリモコンでありながら、必要な機能はちゃんとボタン配置されています。マイクミュートや資料共有(H.239)など、直感的に操作が可能ですね。 標準マイクは180°指向性のマイクポッドになります。オプションで「SCOPIA XT5000」の標準マイク(360°無指向性マイクポッド)に変更することが可能で、マイクを最大2個まで拡張接続する事ができます。ミドルモデルでありながら、オプション追加で上位機種の機能にもランクアップできる柔軟な機種といえますね。
「SCOPIA XT4300」のインターフェイスです。左から・・・、
・電源
・標準マイク(180°指向性)入力
・オプションマイク(360°無指向性)入力
・資料共有(H.239)用 パソコン入力
・カメラ映像入力(カメラ本体と結線)
・映像出力2(デュアルモニター設定時に利用)
・映像出力1(シングルモニター設定時に利用)
・2nd LANポート(DualNICオプション搭載時利用可能)
・LANポート
最近のテレビ会議システムのインターフェイスはスッキリしていますが、SCOPIA XT4300も例にもれずスッキリしていますね。これなら結線間違いも軽減されますね。カメラと本体はセパレートタイプになっていますので、カメラの置き位置も自由に設置できます。
※SCOPIA XT4300に関する価格/設置費用/保守費用 等、お見積りはVTVジャパン担当営業へお問い合わせ下さい。
VTVジャパンでは「アバイア」のテレビ会議専用サイトを運営しております。今回ご紹介した「SCOPIA XT4300」の情報も含め、アバイアのテレビ会議専用端末のラインアップから多地点接続サーバー(MCU)のご紹介、またモバイル・ソリューションなども含めたアバイアソリューションを解りやすく掲載させて頂いております。ぜひ併せてチェックしてみてくださいね!
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