管理者から寄せられる、Roomsソリューションのよくあるお問い合わせをご紹介
VTVジャパンではサポートデスクを自社で運営し、オンライン会議ソリューションの提案から販売、運用・サポートまでトータルでお客様のオンライン会議環境を支援しています。
本コンテンツでは、弊社の保守サービスにご加入いただくお客様から寄せられるお問い合わせの中から「Microsoft Teams Rooms」「Zoom Rooms」などのRoomsに関するよくある不具合とその解決方法についてご紹介します。
【よくある問い合わせ①】タッチパネルのペアリングが外れてしまった
Roomsデバイスは、会議接続や操作にタッチパネル（タッチコントローラー）を利用します。タッチパネルには、ケーブルでRooms本体とタッチパネルを物理的に接続するタイプとLAN接続（Wi-Fi接続含む）するタイプがあります。
このLAN接続するタイプのタッチパネルが、ネットワークなどの外的要因によりペアリングが外れてしまいタッチパネルが使えなくなってしまうトラブルが発生しています。
【解決方法】①タッチパネルの案内に従い、再ペアリングを行う
タッチパネルに再ペアリングするための案内が表⽰されている場合は、それに従います。表⽰される画⾯は、メーカーやサービスによって異なります。詳細はご加入いただいているサポートデスクにお問い合わせください。
Microsoft Teams Roomsの
ペアリング画⾯
Zoom Roomsの
ペアリング画⾯
端末(Yealink)の
ペアリング画⾯
【解決方法】②ネットワーク接続の再確認
①で復旧しない場合は下記ネットワーク接続状況をご確認ください。端末によっては下記以外の条件がある場合もございますので、詳細はご加入いただいているサポートデスクにお問い合わせください。
- 本体、タッチパネル双⽅がインターネットに出ていける事
- 本体、タッチパネルが同⼀ネットワークに存在する事
【解決方法】③初期化して再ペアリングを行う
それでも復旧しない場合は、最終手段として初期化して再度ペアリングをします。しかし初期化を行うと端末のネットワーク情報の再設定、サービスへの再登録が必要になります。影響が⼤きいので、保守に加入している場合は実施する前にサポートデスクへご連絡いただくことをおすすめします。
【解決方法：番外編】ソフトウェアを最新に保つ
ペアリング外れは新しいソフトウェア程発⽣しずらくなっています。ソフトウェアはなるべく新しいものを利用することもトラブルを防ぐポイントです。
【よくある問い合わせ②】Roomsデバイス側のアップデート方法を知りたい
Microsoft Teams RoomsやZoom Roomsは、各Roomsアプリの他にRoomsデバイス側の更新も必要です。Roomsアプリは自動でアップデートされる設定をしているユーザーが多いので問題はないのですが、デバイス側のアップデートはサービスの管理ツールから更新作業を行う必要があります。
【解決方法】管理画面から該当するデバイスの更新作業を行う
デバイス側のアップデートは各サービスの専用サイトの管理画面から更新することができます。サービス及び端末メーカーによって、アップデート出来る・出来ないの組み合わせがあります。詳細はご加入いただいているサポートデスクにお問い合わせください。
Microsoft Teams Rooms
Microsoft Teamsの管理画⾯から更新します。該当のデバイスから「Update Software」をクリックします。
Zoom Rooms
Zoomの管理画⾯から更新します。デバイス⼀覧より該当端末の「…」をクリックしてメニューを表⽰させ、「OSをアップグレード」を選択します。
事前検証をせずに更新してしまい、後日不具合が発覚してお問い合わせをいただくことがあります。
メーカーにもよりますが、以前のバージョンに戻すことは可能です。また戻せない場合はメーカーに戻し方を確認して対応することも可能です。
※これらのサポート対応は弊社の保守にご加入いただいているユーザーのみとなります。ご了承ください。
【よくある問い合わせ③】映像・音声の品質が良くない
「昨日までは問題なかったが、今日になって急に映像や音声などの品質が落ちてしまった」というような場合は、ネットワーク負荷による品質低下が考えられます。ウェビナーや研修などのイベントで大規模接続を行った際に、このような事象が起こることがあります。
【解決方法】ネットワークを見直す
同時間帯に接続が重ならないような運用を取り入れるのも1つですが、今後も同様の大規模接続が行われるようであれば、ご利用のネットワークの見直しもご検討いただくことをおすすめします。
まとめ
Microsoft Teams RoomsやZoom Roomsはハードウェアとソフトウェアが異なるメーカーから提供されているため、管理や不具合などは専用の管理ツールなどを用いてなるべく手間なく管理できるような仕組みが提供されています。しかしトラブルや不具合など何かあった時には、すぐに頼れるサポートデスクがあると安心です。
保守サービスにご加入のユーザー様はぜひサポートデスクを便利にご活用ください。未加入・加入を検討中のユーザー様には、機会損失を最小限に防ぎ、運用アドバイスにも対応するVTVジャパンの保守サービスについて、まずは詳細をご覧いただけましたら幸いです。
