Microsoft Teamsを利用する企業が増加している中、Cisco社は、自社で提供しているテレビ会議システム「Cisco Room」と「Cisco Desk」がMicrosoft Teams認定デバイスとして、これらの端末上でMicrosoft Teamsをデフォルトで稼働する機能を2023年前半頃にリリース予定であると、2022年に開催されたマイクロソフトの年次カンファレンスIgniteで発表しました。この機能が実装されるとTeamsの操作性や体験をCiscoの端末上で利用できるようになります。また、CiscoはMicrosoft Teams認定プログラムのパートナーとなります。
※参照:New partnership brings Microsoft Teams to Cisco meeting room devices
Microsoft Teams Roomsとしてリリース予定のCisco製品とは
まずは会議デバイス7機種と周辺機器3機種がMicrosoft Teams Roomsの認定ソリューションとなる予定です。2023年初頭にリリース予定の会議デバイスは、Cisco Room Bar、Cisco Board Pro (55インチおよび75インチモデル)、Cisco Room Kit Proです。その後、2023年中頃にCisco Desk ProとCisco Room Kit EQ、Cisco Room Navigator(卓上用、壁掛け型)が続く予定です。
周辺機器はUSBウェブカメラのCisco Desk Camera 4KとヘッドセットのCisco Headset 320 シリーズ(有線)、Cisco Headset 720 シリーズ(ワイヤレス)です。Webカメラは2022年10月頃に対応予定で、Teamsボタンを備えたヘッドセット2機種は2023年初頭に発売される予定です。
Microsoft Teamsデバイス:Teams Rooms
Microsoft Teamsデバイス:周辺機器
まとめ
すべての認定デバイスは、Teams管理センターや新しいTeams Rooms Pro管理ポータル、さらにはCisco Control Hubのデバイス管理機能を通じて管理できるようになるようです。弊社では今後も引き続きCisco社のMicrosoft Teams Roomsについて動向を注視していきたいと思います。