オンライン会議中の会話に混じる不要な環境音（ノイズ）を除去したい

会議室周辺の騒音がひどく、オンライン会議の音が聞こえづらい問題を改善したい

オンライン会議のお悩み

担当者

コロナ対策で会議中は会議室の窓をあける社内ルールができました。しかしオフィスが大通りに面しているため外から車の音などの環境音が激しく、会話に騒音が混じってしまうせいか、オンライン会議中こちらの会話が相手拠点では聞き取りにくかったり、会話がなんども途切れてしまって何を言っているか分からないと言われることがあります。
換気をしながらこちらの会話の音声だけを配信し、外からの騒音を除去する方法はありませんか。

【原因】環境音を除去しきれず、騒音と会話が混じった音声を出力している

私たちの日常はたくさんの環境音（騒音・ノイズ）に囲まれています。オンライン会議ツールやオンライン会議に利用する専用機やマイクなどのデバイスには、これらの環境音や不要な雑音を除去してくれるノイズリダクション機能が搭載されているものがあります。

しかしこの機能が搭載されているからと言って必ずしもすべてのノイズをカットしてくれるわけではありません。搭載されている技術にも品質の違いがあるため、今回の場合、利用中のデバイスに搭載されているノイズリダクション機能では発生している騒音に対処しきれず、騒音と会話の両方の音を接続先に送信してしまっていると思われます。
また音声の集音範囲が広くなるとノイズを拾う範囲も広がることも要因として考えられます。

【解決案】より強力にノイズを除去する「AI Denoiser（AIデノイザー）」機能の活用

こういったお悩みの解決策として、ノイズ除去に特化した専用のソフトウェアなどを用いる方法があります。
弊社の取り扱い製品では、Shure社のオーディオ・プロセッシング・ソフトウェアのIntelliMix Roomに搭載されているノイズキャンセラー機能「AI Denoiser（AIデノイザー）」があります。

Shure社のオーディオ・プロセッシング・ソフトウェアのIntelliMix Roomに搭載されているノイズキャンセラー機能のAI Denoiserは、環境音を排除するノイズリダクションでは低減できなかったノイズをコントロールすることができます。ノイズリダクションだけでは対応できない場合は、ノイズリダクションとAI Denoiserを併用することでより強力にノイズを排除し、快適な会話が実現します。

AI Denoiserは、会話、ノイズ、会話とノイズの混ざったサンプルを含む何千ものオーディオファイルを使用してAI学習し、周波数のスペクトラムで会話と会話ではない内容のパターンを識別します。これにより会話だけを識別して保存し、会話ではない内容を減少させます。
また、最新のソフトウェアバージョンにアップデートするたびに、AI Denoiserのアルゴリズムが改善される仕組みになっています。

どの程度のレベルまでノイズを低減させるかは設定で調節でき、各会議室の環境にあわせたノイズ排除が可能です。
ノイズは外の騒音だけでなく、ボールペンのノック音やキーボードのタイピング音、紙をめくる音など参加者が無意識で出す音やエアコンの送風音などの室内の雑音も排除してくれます。

Shure社のマイクは集音範囲を詳細に設定することができます。併せて活用することで不要なノイズが発生する場所の集音をさせないよう設定できるので、より会話に集中することができます。
Shure社の製品をVTVジャパンで導入すると、Shure社のエンジニアが細かな設定に対応してくれるサービスが付帯しているため、音声に関する知識がなくても会議室に最適な音環境の実現が可能です。

※IntelliMix Roomはソフトウェアベースのため、PCやMicrosoft Teams Roomsにインストールして利用します。

【おすすめソリューション】オーディオ・プロセッサーと対応マイクのご紹介

AI Denoiser機能が搭載されたオーディオ・プロセッサーとこれに対応するマイクを組み合わせることで、会議室の音が劇的に変わります。

オーディオ・プロセッシング・ソフトウェア・IntelliMix Room

優れたノイズキャンセラー機能「AI Denoiser」を搭載し、話者の声のみを捉えるとともに、エコーや暗騒音を解消し音声品質が向上します。
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Shure会議用マイクロホン一覧

さまざまな会議室に対応するShure社の会議用マイクロホンの一覧です。IntelliMix Roomとあわせて使用することで高品質な音声環境を実現します。
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会議規模や参加人数に合わせた会議室の構築に関するご相談や、現在抱えているお悩みに合わせたソリューションのご提案も可能です。お気軽にご相談ください。