【Microsoft Teams Rooms・Zoom Rooms端末比較】LogicoolとYealinkの人気モデルをご紹介

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LogicoolとYealinkのバー型製品

注目度大のMicrosoft Teams Rooms・Zoom Rooms端末をクローズアップ! 人気のバー型製品「Logicool Rally Bar Mini」と「Yealink MeetingBar A40」を比較解説

Microsoft Teams Rooms・Zoom Roomsの導入企業が増加するなか、小・中規模会議室を中心に導入が進んでいるのがバー型の製品です。
バー型製品は簡単に設置して使い始められる点が特長で、多くのTeams Rooms・Zoom Rooms認定メーカーからリリースされています。特にLogicool(ロジクール)やYealink(ヤーリンク)はラインナップが豊富で人気があり、弊社でもよくお問い合わせをいただいております。今回は注目度の高い2社にあらためて注目し、それぞれの主力製品「Logicool Rally Bar mini」と「Yealink MeetingBar A40」についてご紹介いたします。

高い知名度と豊富なラインナップが魅力のLogicool

いわずと知れたPC周辺機器メーカー。Web会議用カメラ分野においては約25年の歴史をもち、USB対応の映像機器では世界トップクラスのシェアを占める知名度の高さから「Logicoolなら」と安心して検討される企業のご担当者も多くいらっしゃいます。
Microsoft Teams Rooms・Zoom Rooms対応製品としては、組み合わせられるオプションのラインナップが豊富で、会議室規模やOSなど自社環境にあわせて機材を構成できる柔軟性の高さは随一です。
イメージ画像:Logicool

Logicoolのバー型モデルラインナップ

ハドル・小規模会議室向け
Logicool MeetUp
小~中規模会議室向け
Logicool Rally Bar Mini
中~大規模会議室向け
Logicool Rally Bar
Logicool MeetUp Logicool Rallybar Mini Logicool Rally bar

独自の機能とコストパフォーマンスの良さが魅力のYealink

Yealinkは、Microsoft Teams Rooms・Zoom Roomsソリューション分野においては「後発メーカー」の位置づけとなりますが、ワイヤレス対応のマイクや資料共有ドングルなど、独自性に富んだ製品展開で認知が広がっています。
世界シェアトップクラスのSIP電話機メーカーとしての顔も持ちあわせており、同分野で培われてきた高い音声技術によって実現される音声品質には定評があります。
イメージ画像:Yealink

Yealinkのバー型モデルラインナップ

ハドル・小規模会議室向け
Yealink MeetingBar A10
小~中規模会議室向け
Yealink MeetingBar A40
中規模会議室向け
Yealink MeetingBar A30
Yealink MeetingBar A10 Yealink RoomPanel for Microsoft Teams Logicool Tap Scheduler

「Rally Bar Mini」と「Meeting Bar A40」を比較!

ラインナップが豊富で導入担当者の注目度が高いという共通点のある2社のTeasm Room・Zoom Rooms対応製品を、導入企業が多い小~中規模会議室向けモデルをピックアップして比較してみましょう。

比較するのはこちらの2製品

Logicool Rally Bar Mini
Logicool Rally Bar Mini
Yealink MeetingBar A40
Yealink MeetingBar A40

 

Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBar A40を基本スペックで比較

Logicool Rally Bar Mini Yealink MeetingBar A40
対応OS Android・Windows Android
認定ハードウェア Microsoft Teams Rooms・Zoom Rooms・Google Meet Hardware Microsoft Teams Rooms・Zoom Rooms
カメラの視野角 対角視野:120°
(水平視野:113°、垂直視野:80.7°)
対角視野:120°
(水平視野:110°、垂直視野:54°)
カメラのズーム倍率 デジタル4倍 デジタル6倍
集音範囲 最長7m 最長6m(メーカー推奨:4m)
拡張マイク(オプション) 有線マイク:Rally Mic Pod 最大3台
(集音範囲:最大4.5m)
無線マイク:VCM36-W 最大2台
(集音範囲:最大6m、メーカー推奨:4m)

もしくは

有線マイク:VCM35 最大2台
(集音範囲:最大6m、メーカー推奨:4m)

カラー展開 2色
(グラファイト・ホワイト)
1色
(ブラック)

Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBar A40を「構成」と「配線」で比較

続いて設置面から2製品を比較していきます。
Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBar A40を会議室に取り付けた場合どのようになるのか、今回は右図の約12名での利用が想定されている会議室で、Teams Roomsとして利用するシチュエーションのもと比較してみましょう。

  • 【会議室について】
    • Microsoft Teams Roomsとして利用
    • 通常は8~12名程度で利用(最大14名)
    • 既存の60型ディスプレイとスタンドを流用
比較対象となる会議室

Logicool Rally Bar Miniの設置イメージと構成機器

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Logicool Rally Bar Miniの会議室設置イメージ(資料共有ケーブル直つなぎ版)
Logicool Rally Bar Miniを中心に構成した会議室
オプションのマイクで集音範囲を拡張
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Rally Bar Mini本体(Android OS搭載モデル)
会議室の意匠にあわせて選べる2色展開

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タッチコントローラー:Logicool TAP
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拡張マイク:Logicool Rally Mic Pod(オプション)
会議室の意匠にあわせて選べる2色展開
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拡張マイク用オプション:Rally Mic Pod CATカプラー
Rally Mic Pod用マイクケーブルが3mのところを、Rally Mic Pod カプラーを利用することで、本体からのマイク距離をCATケーブルで延長可能に
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設置用オプション:TVマウント金具(ビデオバー用)
VESA規格対応ディスプレイの上下いずれかに取り付け時に利用
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Yealink MeetingBar A40の設置イメージと構成機器

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Yealink A40会議室への設置イメージ
Yealink MeetingBarA40を中心に構成した会議室
ワイヤレス対応の拡張マイクと資料共有ドングルで会議環境をワイヤレス化
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MeetingBar A40 端末本体
Yealink MeetingBar A40 本体
本体パッケージにディスプレイ上部への取り付け金具(クリップ型)が付属
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Yealink タッチコントローラー CTP25
タッチコントローラー:CTP25
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Yealink ワイヤレス拡張マイク
ワイヤレス拡張マイク:VCM36-W(オプション)
マイク専用の充電ステーションが付属
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Yealink ワイヤレス資料共有ドングル PA20
ワイヤレス資料共有ドングル:PA20(オプション)
ペアリング済みの状態で資料共有PCに接続すればワイヤレスでの画面共有が可能
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ワンポイント:導入時安心して選べるLogicoolの豊富な純正の設置オプション

Logicoolでは、Rally Bar Miniをはじめとした同社製品をあらゆる会議環境で利用できるよう、純正の設置用オプションが充実しています。

Logicool Rallyシリーズ向けオプションの詳細(PDF:メーカーサイト)
イメージ画像:Logicool Rallyシリーズの設置オプション

Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBar A40の配線を比較

Logicool Rally Bar Mini

Rally Bar Miniの配線図

オプションのRally Mic Podカプラーを利用し、LANケーブルによるケーブル延長が可能

Yealink MeetingBar A40

Yealink MeetingBar A40の配線図

オプション周辺機器を利用することで、資料共有とマイクによる集音拡張をワイヤレス化

【結論】Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBarA40を比較して

スペックや設置時の構成・配線を軸にLogicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBarA40を比較してきましたがスペック上に優劣はなく、導入にあたって重要視するポイントによってどちらが最適かが違ってきます。

専用機として利用するオンライン会議のプラットフォームやOSなど自社環境に合わせて細やかにカスタマイズできる柔軟性を重視するなら「Logicool」、配線がシンプルでワイヤレス環境に対応できる利便性を重視するなら「Yealink」がおすすめです。

VTVジャパンのデモルームで「Logicool Rally Bar Mini」と「Yealink MeetingBar A40」を体験できます

イメージ画像:VTVジャパンデモルーム
ここまで機材のスペックや、機器構成とその配線を軸に製品を比較してきましたが、一番気になる操作感や音声・映像品質は、弊社デモルームにて比較・体験いただくことができます。
VTVジャパンのデモルームは、東京・九段下と大阪・本町にございます。「Rally Bar MiniとMeetingBar A40の違いを実際に比較したい」、「他のメーカーにもバー型製品があるなら、一緒に見てみたい」など、実機を体験したいときはぜひVTVジャパンのデモンストレーションをご利用ください。
VTVジャパンでもルームの詳細・ご予約は、こちらをご参照ください。
デモルーム予約フォームのコメント欄に、「Logicool Rally Bar MiniとYealink MeetingBar A40の比較デモ希望」の旨をお書き添えいただきますと、ご対応がスムーズです!
製品をご覧になりたいお客様がいらっしゃる販売パートナー様もぜひ、弊社デモルームをご活用ください。

忘れず検討したい、Microsoft Teams Rooms・Zoom Rooms対応製品の運用サポート

導入の際、一緒に検討しておきたいのが運用サポートです。
VTVジャパンでは、弊社からLogicool、YealinkのTeams Rooms・Zoom Rooms対応端末をご導入いただいたお客様が、安心してご利用いただけるよう、保守サービスをご用意しております。「操作方法が分からない」「もしかして故障かも?」というとき、VTVジャパン自営のサポートデスクにお問い合わせいただくことができます。

また、Microsoft Teams Roomsについては上述のハードウェアの保守サポートのほか、運用・管理のご担当者様の端末管理や運用に伴う負担軽減を目的にした、運用保守サポート「MTR After Care」ご用意しております。
Microsoft Teams Roomsのアップデート情報の提供や、Microsoft Teams Roomsアプリが原因と想定される障害時に、弊社の知見を踏まえて障害解決のアドバイスを提供いたします。
詳しくは、こちらをご参照ください。

まとめ

今回は、LogicoolとYealinkの人気モデル「Rally Bar Mini」と「MeetingBar A40」を比較しました。上述で構成や設置方法の違いを紹介したように、同じ「バー型」のMicrosoft Teams Rooms・Zoom Rooms対応製品でも、選択するモデルや設置する会議室環境によって、必要な機器の組み合わせや設置のしかたが異なります。自社の会議室環境に導入する際、どの機材をどのような構成で検討すれば良いのかお悩みの際はVTVジャパンまでご相談ください。
今回ご紹介したバー型の製品に限らず、VTVジャパンでは、お客様の会議室環境や運用方針に合わせた機器提案・設置調整が可能です。提案から設置・保守までお任せください。