一体型とバー型によるオンライン会議専用機の違いやメリット・デメリットとは?
Microsoft Teams RoomsやZoom Roomsなどのオンライン会議専用機には 、一体型、バー型、セパレート型があります。セパレート型は映像・音声機器を自由に組み合わせることができるので、比較的大規模な会議室に導入されます。
一体型やバー型の製品は映像・音声機器が搭載されており、機器構成がシンプルで設置もしやすいことから、小~中規模の会議室に人気があります。
本コンテンツではNeat社の「Neat Board Pro」と「Neat Bar Pro & Pad」を例にあげ、中規模の会議室に最適な一体型とバー型のモデルによる特長や違い、メリットやデメリットについて詳しく解説します。
オンライン会議専用機の一体型モデル「Neat Board Pro」とは
Neat Board Proで“臨場感あるオンライン会議”を実現
Neat Board Proは、高性能の65インチタッチスクリーン、カメラ、マイク、スピーカーが一体になった中~大規模会議室利用に最適なオールインワンデバイスです。個別にカメラやマイクを準備する必要がなく、複雑なデバイス設定も必要ありません。
電源ケーブル1本だけで動作するシンプル設計で、配線のないすっきりとした会議室を構築できます。Outlookなどのカレンダーアプリと連携させることで、ZoomやMicrosoft Teamsのオンライン会議にも、Neat Board Proに表示されるスケジュールからワンタッチで参加することができます。
高品質映像
クリアで快適な音声
Neat Board Proはステレオサウンドのフルレンジ・アクティブドライバーを搭載し、臨場感のある音声でオンライン会議が行えます。5つの高性能マイクとクリアな音声を出力する3つのフルレンジスピーカーを内蔵し、快適なオンライン会議を実現します。最大10mの集音範囲をカバーする内蔵マイクは、参加者の声をしっかり据えます。また高度な音声処理アルゴリズムにより、エコーキャンセル、ノイズ抑制、残響の低減を行い、鮮明で聞き取りやすい音声を届けます。
選べる4つの設置スタイルで、さまざまな会議室や用途にフレキシブルに対応
Neat Board Proは、テーブルスタンドやウォールマウントのほか、モニターを上下に動かせるキャスター付きスタンドのアダプティブスタンド、ウォールマウント型のアダプティブマウントの4つの設置スタイルを選択できます。
会議室間を移動する場合に便利なアダプティブスタンド、ホワイドボードとして利用時にはモニター位置を高くしたり、ミーティング時には目線に合わせた位置に可変できるアダプティブスタンド/アダプティブマウントなど、状況に応じてフレキシブルに使うことができます。
※ テーブルスタンドは付属。その他のスタンドやマウントはオプションになります。
マルチタッチスクリーンと付属のタッチペンを使って高密度な議論が可能に
また、付属のNeat Active Marker(タッチペン)を使うと、共有中の資料に書き込むことができ、議論の活発化が期待されます。
*アンチグレアとは、映り込みや光の反射を抑える液晶画面の表面加工のことをいいます
Neat Board Proには、Neatオリジナルのタッチペン Neat Active Marker(ニート アクティブマーカー)が標準で付属しています。
内蔵センサーが圧力や傾きを自動で測定し、滑らかで自然な書き心地でボードに書き込め、クリエイティブなワークショップやプレゼンテーションに最適です。
ペアリングや充電の必要もありません。
BYODからワイヤレス接続、オーディオ拡張機能まで行える多様な接続性
BYODモードにも対応しており、USB-CケーブルとノートPCを接続して、Neat Board Proの65型スクリーンや内蔵アイク・カメラ・スピーカーを周辺機器として利用できます。
また、サードパーティのオーディオ拡張機能に対応しているため、音響機器を組み合わせて快適なオンライン会議環境の構築が可能です。
※Neat Board ProをZoom Rooms、Microsoft Teams Roomsとして利用するにはインターネット接続とZoom RoomsまたはMicrosoft Teams Roomsライセンスを別途用意する必要があります。
さまざまなシーンで活用可能
Neat Board Proは中規模から大規模まで幅広く対応します。
一般的な会議室、役員会議室はもちろんセミナーやイベント開催ができる多目的スペースでの利用も可能です。
キャスター付きのアダプティブスタンドであれば、Neat Board Proを会議室に固定設置せずに自由に動かせるため、必要に応じてオープンスペースやフリースペースに移動して利用するなど用途の幅が広がります。
Neat Boardシリーズラインアップ紹介
50インチタッチスクリーン、カメラ、マイク、スピーカーが一体型になったオールインワンデバイス。
Neat Board Proと同様の機能を持ちながら、コンパクトな50インチモニターです。選べる4つの設置スタイルで、会議室、ミーティングスペースなど小規模から大規模まで幅広く対応します。
Neat Board 50製品詳細はこちら
オンライン会議専用機のバー型モデル「Neat Bar Pro & Pad」とは
カメラ、マイク、スピーカーを備えたバー型デバイス
Neat Bar Pro & PadはZoom Rooms、Microsoft Teams Roomsに最適化されたカメラ、マイク、スピーカーを備えたバー型デバイスです。コントローラーやスケジューラーとして利用できる「Neat Pad」がセットになっています。モニターをご用意いただくだけで、会議に必要な機材が揃い、簡単に設置ができます。
Neat Bar Proは最大3台のモニターと接続可能で、取り付けはモニター上下どちらにも対応しています。
高性能カメラ、マイク、スピーカーを内蔵
また、16倍のピラミッド型マイクアレイを採用し高度なビームフォーミング機能を持つ内蔵マイクは、最大10mの集音範囲で参加者の声をしっかり捉えます。「Neat Audio Processing」により、参加者が同時に話すことで起こる音切れなどの問題(ダブルトーク)やバックグラウンドノイズの問題もありません。
オンライン会議参加者の画角を最適化
複雑な設定不要でオンライン会議に簡単接続
さまざまなシーンで活用可能
Neat Bar Proは10名程度の中規模会議室から30名程度の大規模会議室まで対応します。
一般的な会議室、役員会議室はもちろんセミナーやイベント開催ができる多目的スペースでの利用も可能です。
最大3台のモニターに対応するため、通常のオンライン会議では会議参加者と共有コンテンツをよりクリアに映し出すことができます。また常時接続での利用にも適しています。
Neat Barシリーズラインアップ紹介
Neat Bar & Pad
Neat Bar & Padは、6名程度のハドルルーム、小会議室に最適なカメラ、マイク、スピーカーを備えたバー型デバイスです。12MPの解像度、120°の広角カメラにより狭い部屋でも参加者全員を精細に写し出します。高度なビームフォーミング機能を持つ内蔵マイクは、雑音や残響は自動でシャットアウト、最大5mの集音範囲で参加者の声をしっかり捉えます。
Neat Bar & Pad製品詳細はこちら
Neat Bar 2(Generation2) & Pad
Neat Bar 2(Generation2) & Padは、次世代レベルのカメラ、マイク、スピーカーを備えた小会議室に最適なバー型デバイスです。ダイナミックスピーカーフォーカスを備えた50MPカメラにより参加者全員を精細に映し出します。
4つの音声トラッキングマイクと超高速ビデオ処理により、
話者の拡大映像と会議室全体の広角映像を効率的に映し出します。
Neat Bar 2(Generation2) & Pad製品詳細はこちら
「Neat Board Pro」VS「Neat Bar Pro & Pad」徹底比較
Neat Board ProとNeat Bar Pro & Pad、果たしてどちらが優れているのか?!それぞれの機能・性能を比較してみました。
映像・音声を比較
広角カメラ・望遠カメラ.搭載
解像度:50MP
視野角:70°~113°
【音声】
5つのアレイマイク
4つのトラッキングおよびセンサーマイク
3Dビームフォーミング
音声トラッキング
広角カメラ・望遠カメラ.搭載
解像度:50MP
視野角:70°~113°
【音声】
5つのアレイマイク
4つのトラッキングおよびセンサーマイク
3Dビームフォーミング
音声トラッキング
構成
本体(モニター、カメラ、マイク、スピーカー)
【その他】
モニタースタンドなど
本体(カメラ、マイク、スピーカー)
【その他】
モニター、モニタースタンドなど
より簡単に設置でき、有線・無線ネットワークを選択できるNeat Board Proにアドバンテージがあります。
価格
※ テーブルスタンドは標準付属。スタンドやマウントはオプション
価格面ではコストパフォーマンスの高いNeat Bar Pro& Padが優位です。
操作
簡単操作でストレスフリーな点でNeat Board Proに軍配が上がります。
資料共有
共有資料の書き込みは、専用ペンや指でモニターから直接行え、スマートフォンやタブレットを使う感覚で操作ができる
Neat Barからは共有資料の書き込みはできず閲覧のみ。書き込みはPCを利用
PCとの接続
ブレイクタイム:デモルームでNeat製品をじっくり体感できます!
Neat Board Proは東京(丸の内)にあるNeat社のデモルームで体感できます。
まとめ
一体型とバー型を「機能」「性能」「価格」の面から比較してみましたが、両製品に優劣があるわけではなく、利用環境や運用スタイルに合ったものを選択することが重要です。実際に製品を見てみたいという場合は、Neat Bar Proであれば弊社デモルームに、Neat Board ProであればNeat社のデモルームをVTVジャパンの担当が予約して同行いたします。詳細はお問い合わせください。
Neat製品をご覧になりたい顧客をお持ちのパートナー様もぜひご利用ください。
VTVジャパンでは、会議室環境や運用方針に合わせた機器提案・設置調整が可能です。ぜひ、提案から設置・保守まで一貫してお任せください。
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