Microsoft Teams Roomsとのコラボレーションで会議効率がアップする周辺機器デバイスのご紹介
Microsoft Teams利用企業の間で導入が進んでいるMicrosoft Teams Rooms。Microsoft Teams Roomsと一緒に利用することで、オンライン会議の「こんなことができたら」を実現する“一歩進んだ”デバイスが提供されていることをご存知ですか？
今回は、Microsoft Teams Roomsをより便利で快適に利用できる、先進技術搭載のTeams Rooms周辺機器デバイスをご紹介します。
*デバイス名またはデバイス画像をクリックするとそれぞれの説明文にリンクします。
1.Microsoft Teams会議室専用機：Microsoft Teams Rooms
Windows OSまたはAndroid OSが搭載された専用のPCやコラボレーションバー、タブレット型のコントローラー、カメラ・マイクなどの周辺デバイスで構成されます。
また、Microsoft Teams Roomsを利用するには専用のライセンスが必要です。
Outlookなどカレンダーアプリと連携して会議予約を行えば、タッチパネル型のコントローラーの参加ボタンをワンタッチするだけで会議参加が可能です。
事前準備に時間を取られることなく誰もが簡単に接続でき、社内外のコミュニケーションを活性化します。
2.Teamsの会議をより便利にするMicrosoft Teams Rooms周辺機器デバイス
Microsoft Teams Room周辺機器デバイスを取り入れることで、会議室でのオンライン会議に特化したMicrosoft Teams Roomsの機能が強化され、より便利に利用することができます。
デバイスには、ホワイトボードの投影が行えるコンテンツカメラ、自動文字おこし機能を持つインテリジェントスピーカー、会議予約状況を可視化できるスケジューリングパネル、最新のAIを搭載した高性能カメラなどがあります。
それぞれのデバイスの特長と機能をご紹介します。
2-1：会議中のアナログホワイトボードを投影：コンテンツカメラ
コンテンツカメラはMicrosoft Teamsの独自機能のひとつで、会議室にあるアナログホワイトボードをTeams Roomsのメインカメラとは別のカメラで撮影し、ホワイトボードに書かれた文字や絵をオンライン会議に参加している相手に共有することができるソリューションです。ホワイトボード共有に特化した設計で、内蔵AIがプレゼンターを「透過」して、視界を遮られることなくホワイトボードの情報を共有したり、ホワイトボード用マーカーの色やコントラストを自動的に強調して文字や絵を鮮明に映し出します。コンテンツカメラを利用することで遠隔からの会議参加者もリアルタイムで確認できるため、活発なディスカッションや講義内容の共有をスムーズに行うことができ、会議の理解が深まるなどさまざまな効果が期待できます。
Microsoft Teams用コンテンツカメラの主な提供メーカー
| Yealink UVC30 content camera |
Logicool ロジクールScribe |
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コンテンツカメラの利用には、事前に設定が必要になります。
Yealink UVC30 content cameraの設定方法の動画もご参照ください。
Yealink UVC30 content camera設定動画： https://www.youtube.com/embed/s_HLmZLCuJs
2-2：会議室の利用状況がひとめでわかる：Microsoft Teamsパネル
Microsoft Teamsパネルは、Microsoft Teamsまたは Outlook 365からスケジュールされた予約会議の詳細を表示する専用のタッチスクリーンデバイスです。 会議室のドア横など、室外から会議スペースの詳細がひとめで分かり、スケジュールの把握、空き状況などの確認や予約を行うことができます。その場で利用可能な会議スペースをアドホック会議用に予約し、Teamsの会議にすぐに参加できます。
Microsoft Teamsパネルの利用イメージについては、こちらの動画もご参照ください。
Yealink RoomPanel for Microsoft Teams動画： https://www.youtube.com/embed/VBbfhn-qosI
Microsoft Teamsパネルの主な提供メーカー
| Neat Neat Pad |
Yealink Yealink RoomPanel |
Logicool Tap Scheduler |
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会議室は予約されているのに、実際に会議時間になっても会議室に参加者が誰もいない「ゴーストミーティング」は、予定していた会議がキャンセル・変更されたにもかかわらず、会議室の予約の取り消しをしていなかったことが主な原因です。
Microsoft Teamsパネルを活用すれば、たとえゴーストミーティングに遭遇しても予約会議の詳細をすぐに確認でき、不要な会議室の予約をリリース、すぐに新しい会議の予約が可能です。ユーザーが会議室を有効に利用でき、ゴーストミーティングの解消につながります。場所と時間を最大限に活用できる点もMicrosoft Teamsパネルのメリットです。
2-3：発言者を識別して自動文字起こし：インテリジェントスピーカー
インテリジェントスピーカーは、AIによる音声認識技術や自然言語処理技術を組み合わせて、ユーザーと対話してタスクを実行するデバイスです。
インテリジェントスピーカーには、ユーザーの発話を認識しテキストに変換する「音声認識」機能や、発言した言葉を理解し対話・応答する「自然言語処理」機能があります。
Microsoft Teams Roomsにインテリジェントスピーカーを連携して使用する場合、会議室内の参加者それぞれの発言を認識しリアルタイムで文字起こしを行ったり、会議参加やマイクの制御をシステムに触れることなく言葉で操作が可能です。中でも文字起こしは、議事録作成での利用のほか、発言内容の字幕表示により耳の不自由な参加者に配慮した会議が行えます。
インテリジェントスピーカーを使うことで、効率的でスマートな会議を実現し、会議参加者全員にとって多くのメリットを生み出します。
Microsoft Teams Rooms用インテリジェントスピーカーの主な提供メーカー
| Yealink Mspeech Speaker Phone |
EPOS EXPAND Capture 5 |
Sennheiser TeamConnect Intelligent Speaker |
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文字起こしの際の話者の識別など、インテリジェントスピーカーを利用する場合は、事前設定が必要になります。
2-4：リモート参加者を置いてけぼりにしない！：コンパニオンカメラ
コンパニオンカメラは、Microsoft Teams Roomsと組み合わせて使用することで、Microsoft Teams Roomsのメインカメラだけでは映しきれない会議参加者を最適な角度で捉え、画面に映し出すことができるAI搭載拡張カメラです。
会議室前方に設置されたMicrosoft Teams Roomsと連動し、メインカメラ・コンパニオンカメラ両方の映像・音声を自動的に切り替え、会議室にいる参加者が会議室前方を向いても、反対側を向いても、参加者の表情を正面から映すことができます。
背を向けていた会議室の参加者の表情や様子がより分かりやすくなることで、リモートからの参加者が疎外感を感じない一体感のある会議体験を実現します。
コンパニオンカメラは、参加者のコミュニケーションを促進し、全員が会議に参加しやすい環境を提供します。
コンパニオンカメラの主な提供メーカー
| Neat Neat Center |
Logicool ロジクールsight |
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【参考動画】
Neat Center紹介動画： https://www.youtube.com/embed/9r0kToEM2zE
ロジクールSight紹介動画： https://www.youtube.com/embed/c84jd0x4SZk
3.周辺機器デバイス検討時に知っておきたい！Microsoft Teams Rooms Proライセンスについて
Microsoft Teams RoomsとMicrosoft Teams Rooms周辺機器デバイスをご紹介しましたが、コンテンツカメラやスケジューリングパネルなどの機能は無料ライセンス（Basicライセンス）では対応していないため、利用するにはMicrosoft Teams Rooms Proライセンスが必要です。* コンパニオンカメラを除く
Microsoft Teams Rooms Proライセンスは、Microsoft Teams Rooms専用の有償ライセンスでMicrosoft Teams Rooms端末1台につき1ライセンスが必要です。
周辺機器デバイス自体はMicrosoft Teams Roomsに連携させるシステムですので、Microsoft Teams Rooms端末にライセンスを付与することで利用が可能です。
Microsoft Teams Rooms Proライセンスについてご不明な点は弊社にお問い合わせください。
4.まとめ
働き方同様、会議に参加する場所が多様化した今だからこそ、オンライン会議は最大限に活用したいビジネスツールです。そして、出社する人・リモートワークの人、どちらにとっても快適な会議ができる環境が必要不可欠です。
Microsoft Teams Roomsやその周辺機器デバイスは、このような会議室のDX化への第一歩といえます。
VTVジャパンでは、Microsoft Teams Roomsソリューションのご提案・販売支援を行っております。Microsoft Teams Rooms、Teams Rooms周辺機器デバイスのことはお気軽にご相談ください。
また弊社では、デモンストレーションにも対応しております。
エンドユーザー様向けの提案・デモンストレーションの実施も承りますので、パートナー企業の皆さまも安心してお任せください。