アウトソーシングサービス（ロジスティクス・設置・保守・撤去など）

対応事例紹介

事例①　大学病院への海外製最新医療機器の導入サポート

とある大学病院へ海外メーカーの最新医療機器を導入することが決定しました。しかし、日本国内での販売体制が整っていなかったため、 依頼を受けた販売会社では、国内仕入れ後から設置・保守サービスまでをマネージできる代行会社を探していました。
販売会社からのご依頼を受けて、弊社では以下の内容を代行することになりました。

実施内容

1. 導入先の病院側担当者との打ち合わせに参加。導入・設置までのWBSを作成し販売会社と病院側の双方に共有
2. 販売会社が輸入した機器を受取、入荷検品を行い在庫を管理
3. 各納品場所毎に設置計画書を作成、病院側の承認を得て配送と設置作業員を手配、現地担当者に情報共有
4. キッティングを行い梱包、現地に配送
5. 現場立ち合いの元、設置作業員が設置作業を実施（天吊り工事が必要な箇所も対応）
   梱包材を引き上げ
6. 設置完了報告書を作成、提出
7. 運用開始後、弊社内コールセンターにて操作問い合わせや障害対応を実施

設置先が病室内ということで、現地担当者との入念な事前打ち合わせが必要でした。設置工事に対する病院側の不安をできるだけ払拭できるように、 工事箇所、工事内容、所要時間を図面、写真などで明記した詳細な設置計画書を提出し、承認を得てから実施しました。
また、キッティングもお任せいただいた経験を活かして、運用開始後には自社コールセンターで障害サポートも提供することになりました。故障時には代替機を用意するなど、緊急性の高い事案にも対応できるよう体制を整えて引き続き対応しています。

事例②　全国60拠点の会議室からテレビ会議システムを撤去

コロナ禍を経てWeb会議の利用が主流になったことで、不要になった全国60拠点に設置されたテレビ会議システムを会議室から撤去したいと、機材を販売した会社からご相談を受けました。
リース会社への返送が必要でしたが梱包材はすでに廃棄済みで、拠点によっては大型ディスプレィの撤去が必要なところもあり、現地社員に返送作業や撤去を依頼することは難しい状況でした。
弊社では以下の手順で撤去作業を実施しました。

実施内容

1. ご担当者との打ち合わせに参加、リース返却機と廃棄物を仕分けし、WBSを作成
2. 必要な拠点への現地調査を実施。各拠点の撤去マニュアルを作成
3. 梱包材を手配し、梱包方法をマニュアル化
4. 撤去作業員と配送を手配。現地担当者に情報を共有
5. 作業員が訪問の上、撤去作業をマニュアルに従って実施
6. 引き取り日に配送業者が引き取り。リース会社、または廃棄指定場所に配送
7. 作業完了報告書を提出

本件では、梱包材がない精密機器を、無事にリース会社まで戻すことに特に気をつけました。
事前に撤去作業の手順やスケジュールを販売会社やお客様と共有し、承認をもらいながら進めました。撤去当日は臨時コールセンターを設け、各地の現地作業員と電話で密に連絡しながら進め、破損することなく無事に作業を完了することができました。

以上のように、どこに依頼すればいいのか、どう進めていいのかわからないロジスティクスや、全国の拠点への作業員手配やサポートが依頼したいなどといった案件がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。