オンプレミスMCU Pexip Infinity(ペクシプ インフィニティ)
Pexip Infinity(ペクシプ インフィニティ)
Microsoft Teams・Google Meet連携を可能にするソフトウェアベースのMCUサーバー。
仮想サーバー上で動作するソフトウェアベースのMCU・Pexip Infinityは、異なるネットワーク環境や異なるツール同士の連携を実現するソリューション。AWS、VMware、Microsoft Hyper-Vなどで稼動するように設計。
標準価格 : オープンプライス
特長
- ゲートウェイなしでテレビ会議・Microsoft Teams/Google Meetなどさまざまな機器が接続
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ビジネスシーンにおいて手軽なコミュニケーションツールとして利用されているMicrosoft TeamsやGoogle Meet。Pexip Infinityは、これらのツールとその他のデバイスとのゲートウェイ的役割を果たし、シームレスな接続を実現します。Microsoft TeamsやGoogle Meetとテレビ会議を連携したいユーザーに最適なソリューションです。
- 仮想サーバー上で稼動する多地点サーバー
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Pexip Infinityは、仮想サーバー上で稼動するソフトウェアベースのMCUです。従来のように多地点接続(MCU)アプライアンスサーバーなどを準備する必要はありません。すでに仮想ネットワーク環境をお持ちの場合、年間ライセンスをご契約いただくだけで、すぐにPexip Infinityをご利用いただけます。
- ライセンスの年間契約により必要に応じた拡張・減少が容易
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クラスタリング構成で仮想サーバーをご利用いただく際、接続ライセンスを分散してインストールすることが可能です。また、ライセンスは1ポート単位の年間契約なので、同時接続の拡張だけでなく縮小も容易に行えます。
- クラスタリング構成を組むことによりうまれる、多数のメリット
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複数の仮想サーバーにPexip Infinityをインストールすることで、サーバーにかかる負担を軽減することができます。冗長化としてもご利用いただけるので、BCP対策にも適しています。
- AIを活用したレイアウト
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Pexip社のAIを活用したAdaptive Compositionレイアウトやスピーカーを重視する配置や等分割表示する配置など従来のレイアウトなど、さまざまなレイアウトに対応します。初期設定では、メインスピーカーを大きく映し、他の拠点は7分割表示される1+7のレイアウトとなっています。
Adaptive Compositionとは、リアルタイムの自動顔検出とフレーミングを備えたスマートなミーティングレイアウトです。AIおよび機械学習により、自然で会議しやすいビデオファーストの会議環境を提供します。
参加者全員のビデオフィードを継続的に分析し、自動顔検出とフレーミングを使用して、その参加者、またはそのビデオフィードに複数の人がいる参加者のグループの最適化された映像を作成することができます。
参加者のレイアウトは、参加者の顔数(ビデオフィード内で検出された顔の数)と最近の発言頻度の組み合わせに基づいており、大人数のグループにはより多くのスペースを割り当てます。
Pexip Infinityに会議予約ソフトウェア「VTV Booking Maker」を組み合わせることで、より安定したセキュアなオンライン会議が実現します。
他社はなぜオンプレミスを選択するのか、オンプレミスとパブリッククラウドやプライベートクラウドの違いは何なのか?など、オンプレミスに関するお役立ち情報をご紹介します。
Pexip Infinityを導入した事例のご紹介
ライセンス
- Pexip Infinity Platform License
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Platform Licenseは、Pexip Infinityを使用するためのライセンスです。Pexip Infinityのサブスクリプション利用時に契約します。
- Pexip Infinity Capacity License
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Capacity Licenseを1契約すると1接続可能になるライセンスです。接続数(ポート)を決める際に契約します。
30接続必要であれば、30Capacity Licenseをご契約いただき、Management Nodeとなる仮想サーバーへ設定します。 - Pexip Infinity Virtual Meeting Room(VMR) License
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仮想会議室(VMR:Virtual Meeting Room)を固定で構築する場合、Virtual Meeitng Room Licenseが必要です。
1VMR Licenseをご契約いただければ、100仮想会議室を構築することができ、Management Nodeとなる仮想サーバーへ設定します。
Pexip Infinity 2週間の無料トライアル
デモンストレーション
ご検討中の製品や比較したい製品など、お客様のリクエストに合わせてデモンストレーションを実施しております。
VTVジャパンの東京・九段下と大阪・本町にあるデモルーム間のほか、お客様の拠点を接続したデモなどにも対応しています。製品・サービスの選定にお悩みの際は、ぜひVTVジャパンのデモンストレーションをご利用ください。
スペック
- 製品名
- Pexip Infinity
- 最大通信帯域
- IP:6Mbps
- 解像度
- QCIF~1080pフルHD
- フレーム数
- 最大30fps
- 対応プロトコル
- H.323、SIP、WebRTC、RTMP、Skype for Business(Lync)
- 映像符号化方式
- H.261、H.263、H.263+、H.264、H.264 SVC、VP8、VP9、RTVideo
- 音声符号化方式
- G.711(a/u)、G.719、G.722、G.722.1、G.722.1 Annex C、Siren7、Siren14、G.729、G.729A、G.729B、Opus、MPEG-4 AAC-LD、Speex、AAC-LC
- 資料共有
- H.239(H.323)、BFCP(SIP)、VbSS(Microsoft Teams)、RDP(Microsoft Skype for Business/Lync)、PSOM、VP8、VP9、JPEG
【WebRTC要件】
- ブラウザ要件
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- Google Chrome ver61以降
- Mozilla Firefox ver68以降
- Microsoft Edge
- Opera ver53以降
- Apple Safari ver11.1以降(macOS)
- Apple Safari ver11.2以降
【サーバー要件】
- ハイパーバイザー
- AWS、VMware、Microsoft Hyper-V、KVM、Xen
- CPU
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- CPU世代:Sandy Bridge、Ivy Bridge from 2012 以降
- CPUアーキテクチャー:64bit CPUスピード:2.7Ghz以上
- GPUキャッシュ:20MB以上
- メモリ
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- 1コアあたり1G
- ※CPUの全てのメモリチャンネルに物理メモを搭載する必要あり
- HD接続
- 1接続あたり1.4Ghz消費
- SD接続
- 1接続あたり0.7Ghz消費
Pexip製品に関するよくある質問
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