Microsoft Teams Rooms導入事例:IT・通信サービス会社様
本国から手配された機材がトラブル続きで運用が困難に
会議を止めないシンプルで切り分けしやすい製品にリプレイス
トラブルが解消され、安定したオンライン会議環境を実現したリプレイス事例をご紹介します。
安定したTeams Rooms運用に向けて
- 海外本社からの指示で導入したシステムに故障が多発
- 障害箇所の切り分けが難しく、購入先に問い合わせても解決できず
アジア5か国にデーターセンターを展開する外資系IT・通信サービス会社の情報システムのご担当者は、海外本社からの指示で会議室に設置したMicrosoft Teams Roomsに頭を悩ませていました。
運用を開始したものの故障が多く、機材の再起動と接続テストが毎日の日課になっていました。Windowsベースで配線の多いその機材は障害箇所の切り分けが難しく、購入したベンダーに問い合わせたものの解決方法が見つかりませんでした。
度々会議ができない状態に陥り、ユーザーからの頻繁な問い合わせに困っていました。ご担当者が自力で再インストールまで試みたものの、まったく埒が明かない状況下で、Microsoft Teams Roomsに詳しく保守を担当してくれそうなベンダーを探していたところ、VTVジャパンを見つけて問い合わせをすることにしました。
運用改善のために機材変更を提案。根本的解決を目指す
ご連絡を受けたVTVジャパンの担当は、早速オンライン会議で打ち合わせを実施して現在の状況とこれまで対応された経緯を伺いました。いくつかご質問しながら設定を確認いただきましたが、状況は改善されません。システムの設定を元に戻すのにも、障害の原因をつきとめるのにも時間がかかりそうだと判断した担当は、配線や設定が複雑な現在のシステムから新しいシステムに入れ替えることを提案しました。
この提案を受けて同社は、「トラブル解消までにこれ以上時間をかけたくない」、「設定を戻すことができても根本的な解決にはならない」、「会議をとめることのない製品へのリプレイスが、今後オンライン会議を利用するうえでユーザーにも管理者にもメリットがある」と考え、新しいシステムへの入れ変えを決断されました。
- 配線や設定をシンプルにしてトラブルを減らしたい
新しいMicrosoft Teams Roomsの機器選定において、配線の複雑さに悩まれていたご担当者のためにできるだけシンプルな構成をおすすめしたいと考えたVTVジャパンは、カメラ、マイク、スピーカーが一体のバー型モデル「Neat Bar Pro」を提案しました。Androidベースのこの製品は、配線が電源コードとLANケーブル、モニター接続用とPC共有用のHDMIケーブルのみ、というとてもシンプルな構造です。バー型モデルは設置場所によってはマイクの集音範囲やカメラの画角などが問題になることがありますが、今回の会議室は6名程度の比較的小さめの会議室ということもあり、Neat Bar Proのスペックで充分問題はないと判断しました。
とはいえ、実際にユーザーに触っていただかないとこちらでは気づけない問題点が見つかることがあります。製品を決定する前に同社への持ち込みデモを行って操作感を確認していただくことにしました。現在ご利用の機材と入れ替えるだけでしたので、Microsoft 365のテナント側の設定変更の必要がなく、短時間で設置してお試しいただくことができました。今後問題なく使っていただけそうなことをご担当者にご確認いただき、本製品の導入が決定しました。
お問い合わせをいただいてからひと月もかからずに導入できたこともあり、「レスポンスがとても速くて助かりました」と弊社の対応にも高評価をいただきました。
- 配線や設定、操作方法がとにかくシンプルなNeat Bar Proを採用
導入システム
導入後も保守加入で会議を止めない運用を
- スムーズな会議参加が実現
- トラブル対応の減少によりご担当者の業務負荷を軽減
Neat Bar Proを導入後はユーザーから呼び出されることもなく、安定してお使いいただいておりますが、この機会に弊社が提供する保守サービスにご加入いただきました。
今後も担当営業ともども、同社のサポートを行ってまいります。