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導入事例
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Microsoft Teams Rooms導入事例:電子部品技術商社様

Microsoft Teams Rooms導入事例:電子部品技術商社様

テレビ会議システムからMicrosoft Teams向けの会議環境へ刷新
担当者の業務を支援するプログラムを採用してスムーズな導入へ

Microsoft Teams Rooms導入事例:電子部品技術商社様

既存テレビ会議システムの保守終了日が近づいてきたため、新たなコミュニケーション基盤としてMicrosoft Teamsを採用された電子部品技術商社様。

日本国内から海外拠点に至るまで、オンライン会議の基盤をテレビ会議システムからMicrosoft Teams Roomsへ刷新した事例をご紹介します。

既存テレビ会議システムをTeams専用機にリプレイス

浮上した問題・課題
  • Microsoft Teamsによる新コミュニケーション基盤構築に伴い、会議システムの製品をMicrosoft Teams対応製品へと見直したい

電子部品技術商社様は以前からテレビ会議システムを使用して社内外の打ち合わせや海外オフィスとの業務を円滑に進めてきましたが、既存システムの保守終了日が近づいてきたため、新たなコミュニケーション基盤としてMicrosoft Teamsを採用し、会議システムもMicrosoft Teamsに対応する製品に見直すことを決定しました。同社では今まで利用してきたテレビ会議システムのように、会議室に専用機を常設する運用が望ましいと考えました。そこで、複数のベンダーにMicrosoft Teamsの専用機であるMicrosoft Teams Roomsの提案を依頼しました。同社から依頼を受けたパートナー企業より弊社に協力依頼があり、共に導入提案に参加することになりました。

デモンストレーションが導入の決め手に。導入時とその後の独自サポートプログラムも評価

お客様は事前調査の段階で、導入候補となるYealink社のMicrosoft Teams対応製品に絞り込みをすませていましたが、お客様が快適にMicrosoft Teamsで会議を行える環境を実現するには別製品を基軸にした構成が最適だと考え、パートナー企業と相談の上で指定製品とは別の製品を提案することにしました。
弊社が提案したのはAndroid OSを搭載し、カメラ・マイク・スピーカーが内蔵されたバー型製品「Yealink MeetingBarシリーズ」です。この製品は、本体と操作用のタッチパネルによるシンプルな構成で容易な配線ができる運用面のメリットと、導入コストを抑えられる費用面のメリットがありました。また、MeetingBarシリーズが同社の要望を満たすことを理解していただくために、弊社営業担当とサポートチームは、同社のご利用環境に近い会議室でMeetingBarの音声・映像品質と機能を検証した動画を提出しました。

Yealink MeetingBarシリーズ

弊社の提案内容に興味をお持ちいただき、デモンストレーションを行うことになりました。まずは弊社の2つの会議室それぞれにMeetingBarA30とA20を設置し、実際に会議を開催してカメラ機能、集音範囲、タッチパネル操作、PCからの資料共有のワイヤレス化などをご体感いただきました。

後日、お客様に弊社の提案を選定いただいた理由を伺ったところ、「バー型製品の音声・映像品質が予想以上によく、自社でも使いこなせるイメージが持てたことです。実は、Android OS製品については過去の経験から動作に対して不安がありましたが、デモンストレーションを通して払拭することができました」とお話しくださいました。
この後、実際の会議室での持ち込みデモを実施し、導入が決定しました。

ご要望
  • 簡単な操作と配線によるシンプルな運用がしたい
  • 費用をなるべく抑えたい

今回は、Teams Roomsソリューションの提案に加えて、導入担当者の製品導入業務をサポートするために、弊社独自の2つのプログラムをご提案しました。

1つ目はMicrosoft Teams Rooms導入時にMicrosoft365への必要な設定を支援するプログラムです。同社ではMicrosoft365の構築支援は別ベンダーと契約していましたが、Microsoft Teams Roomsに関する設定は対応範囲外となるため、悩まれていたところでした。このプログラムでは、弊社担当がオンラインでお客様と一緒にMicrosoft365の設定を行います。設定画面を共有しながらひとつひとつ設定を進めるため、お客様も安心して設定を行うことができます。

2つ目は、海外拠点への導入を支援するプログラムです。通常、海外拠点への導入は、各国の拠点担当者が現地ベンダーを探して対応する必要がありますが、このプログラムでは弊社がお客様に代わって現地ベンダーと連携して導入計画を管理・進行します。本プログラムをご利用いただくことで、導入担当者の業務負荷を軽減し、導入までのスピードを早めることができます。

ソリューションのポイント
  • 使い勝手が良く、費用も抑えられる「Yealink Meeting Bar」製品の採用
  • デモンストレーションによって動作や品質の不安を払拭
  • Microsoft Teams Rooms導入時のMicrosoft365設定をオンラインで完全サポート
  • 導入担当者に代わり、海外拠点への導入をサポート

国内拠点の運用が始まり、大きな問題がないことを確認した後、海外拠点のリプレイスに着手しました。元々、本社の情報システム部門が海外拠点の管理を担っていましたが、本プログラムを利用することで現地担当の負荷を抑えながら、一括して海外6拠点への導入をコントロールすることができました。管理のしやすさから、国内・外ともにMeetingBarで統一することを前提としましたが、拠点ごとに大会議室向け製品がいいのか中会議室向けがいいのか、拡張マイクは必要かなどを弊社を通じて海外ベンダーに現地調査を依頼することもできて導入を円滑に進めることができたと、お客様からご評価いただいています。

設置後の通信テストでは、海外拠点、国内本社、弊社を接続し、正しく設置されていること、通信に問題がないことを確認しました。

導入システム・サービス

担当者と連携し、国内・外拠点の社内ユーザーをサポート

導入効果
  • 導入時の業務担当者の負担を軽減
  • 密な連携で快適な会議環境を維持
Microsoft Team Roomsに切り替わってからご利用状況を伺ったところ、Outlookでの会議予約操作や会議参加方法など大きな問題もなく運用できているとのコメントをいただきました。保守サービスにご加入いただいているので何か問題が生じた際はご担当者から弊社サポートデスクへ、海外拠点は現地ベンダーまたは弊社サポートデスクへお問い合わせいただき、対応する仕組みを整えました。また、お問い合わせいただいた内容をご担当者に共有するなど連携をとりながら、快適な会議環境を維持することに努めています。

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