保守サポート事例:工業薬品メーカー様
国内・海外拠点のテレビ会議システムのコールサポートを一括受付
海外でのトラブルにも、VTVジャパンが直接現地ユーザーをサポート
1.概要
背景と課題
国内・海外それぞれが異なるベンダーから異なるメーカーのテレビ会議システムを導入
- 国内・海外拠点間のテレビ会議で一部機能に異メーカー同士の接続性に起因すると思われる障害が発生。
- 国内拠点、海外拠点で購入元が異なるため、保守窓口が複数あり、原因の特定が困難だった。
導入効果
国内・海外拠点のサポート窓口を一元化
- 障害は新規導入の専用MCU経由での接続で解消。他社から購入した既存機器のコールサポートも含め一括受付。
- 海外拠点のトラブルには、VTVサポートデスクがお客様側の現地担当者と直接連絡を取り合い、接続テストを実施するなどして問題解決にあたる。
ソリューション
導入システム
- VTV Careサービス:カスタマイズ保守サービス
- 国内・海外拠点の端末の一括コールサポート受付
2.詳細
購入元もメーカーも異なる国内・海外拠点のテレビ会議システムを一括サポート
工業薬品メーカー様は、他社ベンダーより国内6拠点にソニー社製テレビ会議システムを、海外支社3拠点にLifesize社製テレビ会議システムをそれぞれの国のベンダーより導入し、テレビ会議を活用されていました。
国内はすべて同メーカーで揃えていたので問題はなかったのですが、Lifesizeを利用している海外拠点と接続する際、一部の機能に障害が発生するという問題を抱えていました。この障害について、国内・海外のそれぞれのベンダーに問い合わせても、原因がはっきりせず障害があるまま利用していました。
VTVジャパンでは、工業薬品製造会社様よりシステム増設のご相談をいただいたことをきっかけに、テレビ会議システム全体の構成見直しと、国内・海外一括のサポート受付を提案しました。
異メーカー間での接続時の障害と、購入先がばらばらなため不具合時にシステム全体をみてサポートしてもらえないという問題が解決できるとして機器構成の見直しに伴うシステムの導入と、新規・既存システムの一括保守サービスにご加入いただきました。
海外との接続障害については、システム増設に伴い導入した専用MCU経由で接続することで問題を解決することができました。
現在、「国内・海外拠点の端末の一括コールサポート受付」というカスタマイズ保守をご提供、海外拠点での障害に対しても、全拠点のシステムを把握しているVTVジャパンのサポートデスク担当が、お客様現地担当者へ直接連絡し、障害の切り分けにあたっています。