Microsoft Teams Rooms導入事例:食品製造・販売会社様
Microsoft Teams Roomで新コミュニケーション環境を構築
従来のシンプルな利用方法はそのままに、密な部門間連携をサポート
全国の拠点をオンライン会議で接続し、部門間の連携を深めていた食品製造・販売会社様。
利用していたオンライン会議クラウドサービスの終了に伴い、元々の使いやすさを維持しながらも音質を改善するべく、Microsoft Teams Roomsの導入と周辺機器の見直しを決断されました。課題が解決され、新たなコミュニケーション環境が構築された事例をご紹介します。
既存サービスの終了に伴い新たな環境を整備したい
- 利用中の多地点接続サービスが半年後にサービス終了
- 全国の拠点を接続していたテレビ会議システムとクラウド型多地点接続サービスの組み合わせが継続困難に
- サービス終了までの半年弱の間に拠点をつなぐ新たな環境を整備したい
食品製造・販売会社様では、販売・製造・配送3部門間の連携強化を目的に、テレビ会議システムとクラウド型多地点接続サービスを組み合わせ、営業所・工場含む全国8拠点を接続していました。そんな中、多地点接続サービスの提供会社からサービス終了の通知が届き、現在の環境を継続することが困難になりました。サービス終了までの半年弱で新たな環境を整えるべく、VTVジャパンにご相談いただきました。
シンプルな使い方を維持しながら、既存環境の課題を改善できる機器構成を提案
食品製造・販売会社様は新環境移行にあたり「今までと同様の運用ができること」を最も重要視していました。テレビ会議の用途を朝礼・夕礼、業務連絡に絞り、各拠点の社員が当番制で接続を担当するシンプルな使い方を踏襲し、新環境移行への混乱や抵抗感を最小限におさえることがねらいです。
そこでVTVジャパンは、同社が契約しているMicrosoft Teamsを介してTeamsの専用機「Microsoft Teams Rooms」で8拠点接続することを提案しました。Teamsが多地点接続サービスに代わって各拠点をつなぐ点と社員になじみのある専用機を利用する点で、既存環境と親和性が高いと判断し、Teams Rooms導入にむけての検討が開始されました。
食品製造・販売会社様では設備の予約・調整や移動時間を短縮するため、販売部門のある営業所は執務エリア、製造・配送部門は工場内それぞれの作業エリアで機材を利用しています。異なる利用環境に合わせた機器を提案するため現地調査を実施したところ、既存のテレビ会議システムに付属しているマイクでは充分に集音ができておらず、一部の社員は音が聞こえづらいと感じていたことが判りました。
現地調査の結果を踏まえ、外部機器接続に対応したLenovo社のTeams Roomsをベースに、営業所の執務エリアにはマイク・スピーカー内蔵のコラボレーションバーと広角カメラを、大規模拠点の執務エリアと工場の業務エリアにはワイヤレスマイク、スピーカー、PTZカメラを組み合わせて利用する構成をご提案しました。そして検討の結果、Teams Rooms導入において現地調査にもとづく機器提案から設置、保守サポートまで一気通貫での対応が可能な点、新旧環境の並行期間を含めた導入スケジュールをたてることができた点をご評価いただき、VTVジャパンの提案を採用いただきました。
- 既存環境と親和性の高いLenovo社のMicrosoft Teams Roomsを採用
- 外部機器と接続できるLenovo社のTeams Roomsをベースに、マイク・スピーカー・カメラを組み合せて、規模の異なる参加場所に対応
導入システム
- Teams Rooms:Lenovo ThinkSmart Hub Gen2
- コラボレーションバー:Lenovo ThinkSmart Bar
- カメラ:Lenovo ThinkSmart Cam
- カメラ:AVer CAM520 Pro3
- ワイヤレスマイク:Shureワイヤレスマイク一式
- スピーカー:ヤマハ MSP3A
新旧環境の並行利用期間を経て、万全の状態で新環境へ
- 新旧環境の並行利用期間を設け、スムーズな新環境への順応を実現
- タッチパネル操作でシンプルで使いやすくなった
- 音声が聞き取りやすくなり、コミュニケーションがスムーズに
タッチパネルで操作ができることや、以前より音声が聞き取りやすくなったことなど、社内からも好評をいただいているそうです。