Microsoft Teams Rooms導入事例:化学品原材料専門商社様
取り扱い製品の豊富さを活かし、さまざまな要件を満たす構成をご提案
レイアウト変更や会議室移動にも柔軟に対応できる会議環境を実現
そこで、快適な会議環境を整えるためにMicrosoft Teamsの会議室専用機である「Microsoft Teams Rooms」の導入を検討。
安定したTeams Rooms運用に向けて
- テレビ会議システムと比較したときの映像・音声品質の悪さ
- 操作性や会議準備のわずらわしさ
しかし、長年テレビ会議システムを利用してきた社員から映像・音声のクオリティの悪さや操作性や会議準備のわずらわしさを指摘されていました。
会議室からの参加は専用機がよいとの要望が高まり、Teamsの会議室向け専用端末であるMicrosoft Teams Roomsの導入検討を開始し何社かのベンダーに連絡を取り、その内の一社としてVTVジャパンにも声がかかりました。
要件に対する最適解を盛り込んだ提案内容が採択され、導入が決定
VTVジャパンの担当は、同社に最適なご提案を行うためにヒアリングを実施したところ、Teams Roomsを導入する会議室の詳細は以下でした。
- 導入する会議室は東京、大阪、名古屋、神戸の4拠点
- 東京の会議室は広くレイアウト変更あり
(セミナー: スクール形式/全社会議 : コの字型レイアウトなど) - 大阪は複数会議室での利用を想定
- 名古屋・神戸の会議室は8~10名程度の定員
特に東京の会議室は役員会議などの重要会議で利用されるほか、セミナーも行われるなど一般社員の利用頻度も高く、どのようなレイアウトで利用しても映像・音声のクオリティを担保する必要がありました。
お客様のご要望と現地調査の結果を元に、すべてのTeams Rooms認定デバイスは共通の操作画面で利用できる特長を活かし、次のポイントを踏まえた提案を行いました。
- 東京の会議室はレイアウト変更にも対応可能なPTZ光学カメラと種類の異なるShureのワイヤレスマイクで構成、Teams RoomsにはAV機器と接続が可能なLenovo社のThinksmart Coreを選定する
- 大阪の会議室はマイク・スピーカー・カメラ一体型のYealink社のMeetingBar A30を選定。オプションの純正ワイヤレスマイクで集音範囲を広げ、資料共有もワイヤレスドングルを追加。極力ケーブルを減らして、すべての機器はモニタースタンドに取り付けてスムーズに会議室を移動できる構成にする
- 名古屋・神戸の会議室は将来会議室間を移動して利用することを想定し、大阪と同じ構成にする
上記内容で提案を行ったところ、「大変わかりやすく、しっかりとした提案だった」とご評価いただき採用が決定、導入がスタートしました。
導入システム
- Microsoft Teams Rooms:Lenovo ThinkSmart Core
- カメラ:AVer CAM520 Pro3
- ワイヤレスマイクシステム:Shure MXWシリーズ
- Microsoft Teams Rooms:Yealink MeetingBar A30
- オプションマイク:Yealink VCM36-W
- ワイヤレスプレゼンテーションシステム:Yealink WPP30
- その他:キャスター付きモニタースタンド
マニュアルサービスと保守サービスにもご加入いただき導入後もサポートを継続
- Teams Roomsから、Teamsの会議のほか、Zoomへの会議参加も簡単に
- マニュアルサービスと保守サービスによりご担当者の業務負担を軽減
提案内容を元に打ち合わせを開始したところ、Zoomの会議にも出席できるかどうかのご質問をいただきました。今回導入する機器に持ち込みPCを接続してPCから接続する方法と、機能制限があるもののMicrosoft Teams Roomsのタッチパネル操作のみで参加できる方法の2通りがあることをご説明しました。
Microsoft Teams Roomsの機能を使うことを選択されましたが、このZoomの会議への接続方法も含めてレイアウト毎にマイクの使い分け方法など、ユーザーから操作方法や設置について問い合わせが増えることを考慮され、今回の導入機器全般の操作マニュアルの作成もご依頼いただきました。コールサポートがついた保守サービスにもご加入いただだくことで、同社のご担当者の負担を軽減したオンライン会議の運用をサポートしてまいります。