Microsoft Teams Rooms導入事例:金属部品製造会社様
オンライン会議運用を長年担当してきたパートナーと実現した
役員も混乱なく受け入れられるスムーズな新ツールへの移行
高品質なMicrosoft Teams会議を実現するシステムの検討
- オンライン会議ツールをMicrosoft Teamsに統一したい
- 役員会議室はテレビ会議システムと同等の音声・映像品質をを保ちたい
- シンプルでトラブルの少ない運用を維持したい
しかし、役員会議室だけは、テレビ会議システムのような音声・映像品質を維持しながら、シンプルでトラブルの少ない運用を続ける方法がないかとご担当者は考えていました。
ツール変更による混乱を最小限に、Microsoft Teamsへ移行するために
ご担当者へのヒアリングの結果、今回の役員会議室のオンライン会議用端末の入れ替えについては、以下が条件になりました。
①Microsoft Teamsに接続できる
②Cisco社の専用機の使用感を損なわずに利用できる
③役員会議室に既設のAV周辺機器をそのまま利用できる
Microsoft Teamsの専用機であるMicrosoft Teams Roomsが、今回の条件に適していると考えた弊社担当は、早速機器の選定に入りました。
お客様のセキュリティポリシーにより、Windows以外のOSは利用が禁止されているため、Windows搭載モデルから選ぶことになりました。
以前、Skype for Businessを試験導入した際に会議用PCとしてLenovo社の製品を採用した経緯から、同社のMicrosoft Teams Rooms対応製品であるThinkSmart Core + Controllerが選択されました。合わせて、現在利用しているテレビ会議システムのカメラと同様にパンチルトズームに対応しているAVer社のCAM520 Pro2をご提案しました。
新旧システムにおける操作の変更点をご説明するとともに、提案機材を実際に操作確認いただき、2023年3月に導入することができました。
- 適切なOS選び
- セキュリティポリシーを遵守できるWindows版モデルを選択
- 拡張性に優れたWindows版モデルで、既設のAV周辺機器の利用継続が可能
- テレビ会議専用機同等の映像品質と性能
- カメラアングルを柔軟に調整できるPTZカメラで、テレビ会議専用機の映像品質と使いやすさを維持
- Microsoft 365設計・設置支援プログラムで管理者の負担を軽減
- Microsoft Teams Rooms導入に伴うMicrosoft 365設定変更をサポート
設計・設定支援プログラムと保守サポートで、Microsoft Teams Rooms導入をスムーズに完遂
Microsoft Teams Roomsを自社テナントに追加するには、Microsoft 365側の設定変更が必要になります。各社設定内容や利用環境が違えば、うまく設定できない箇所も異なることから、ご担当者を柔軟にサポートするためご用意しているメニューです。実際にお客様の環境でも、セキュリティソフトが干渉するなどのトラブルがありましたが、Microsoft社の認定資格を持つ弊社社員によるサポートのもと、設定変更を完了することができました。
導入直後に役員会議が行われ、導入機器の感想を伺うことができました。長年利用されていたテレビ会議システムの特長であった「タッチパネル操作」はMicrosoft Teams Roomsにも引き継がれ、戸惑うことなくご利用いただいています。また既設のマイクやスピーカーが引き続き利用できたこと、カメラも同じPTZ対応であることで、使い勝手・品質ともに以前との差は最小限に抑えられたようです。
テレビ会議システム導入時から長年にわたる弊社のサポート対応をご評価いただき、Microsoft Teams Roomsについても同様に運用サポートを提供していくことになりました。現在、トラブルが頻発しているとご相談を受けているPCとマイクスピーカーで運用している会議室の機材入れ替えも含め、長年お客様をサポートしきたからこそできる、ご要望に沿った効率的なオンライン会議運用のご提案を続けていきたいと思います。