インターンシップ研修レポート
2019年度KTさん

バックオフィス（BO）と呼ばれる管理部は、経理や社内の備品管理、書類作成等を行う会社のサポート部門です。BOが基盤を固めることで、営業部などのいわゆるフロントオフィスの業務の効率化や社員のモチベーションの向上に繋がります。

私はBOで書類整理のお手伝いをさせて頂きました。数えきれないほどの資料がカテゴリーごとに丁寧にまとめられているところを目にすると、この地道な作業がトラブルを削減する立派なサポートになっているのだなと実感できます。

営業部は企業の「顔」となる部門であり、製品やサービスを用いてお客様に最適なソリューションを提供することを使命としています。お客様のニーズを的確に汲み取り、こまめにコンタクトを取り続ける中でお客様との信頼関係を構築していくことは非常に重要です。こうしたボトムアップ型のビジネスモデルが、どのお客様からも安心して継続利用していただける要因となっているのです。

3日間営業チームの皆様に同行し、「営業」のノウハウを学ばせて頂きました。プレゼンテーションや製品のデモンストレーションを円滑に行い、どのような疑問にも即座に回答を出す皆様からはプロとしての姿勢を感じました。

技術部のソリューションチームはお客様に最適なソリューションを模索する役割を持ちます。さらに各製品の機能チェック（検証）や機能リストの作成を行っています。こうした作業はお客様への提案のブラッシュアップに繋がり、営業を促進させる鍵となります。

私は実際に機能チェックを体験させて頂きました。今回検証したのはクラウドサービスでしたが、クラウド型はメーカーによるアップデートが頻繁に行われるため、こまめなチェックが必要になります。検証には専門的な知識も必要になるため、この経験でIT用語について学習することができました。

マーケティング部は企業のブランドイメージ管理や、インバウンド・マーケティングを利用したリード収集活動の進化、Webページやカタログ、マニュアル等の作成を行う部門です。最も理想的なお客様とは、「向こうから興味をもって相談してきてくれるような人」です。「インバウンド」という言葉がまさにこれを意味しています。

この2日間で、マーケティング会議に参加させて頂きました。サイトを利用して如何に新規リードを増やしていくかを模索していくことが重要視されていました。会議の他に、このレポートページを作成する作業も行いました。自分でWebページをデザインすることは非常に楽しいです。どのような情報やレイアウトがユーザーを引き付けるかを試行錯誤していく点にやりがいを感じました。

サポートチームとは、お客様が製品をいつでも快適な環境で利用できるように導入から保守までのサポートを行う部門です。不具合等の早期解決を目指すとともに未然にトラブルを防止することで、お客様の機会損失を最小限に抑えます。

この2日間で検品作業を体験させて頂きました。納品予定の商品のため動作チェックやご希望の製品状態の確認などを入念に行う必要がありました。どんな時でもお客様に製品の最高のパフォーマンスを体感して頂くためです。製品を売ることだけでなく、パーソナライズ化された継続的なサポートが合わさってこそ差別化された価値が見出されているのだと感じました。