インターンシップ研修レポート
インターンシップ研修レポート【2019年 中央大学 O.Yさん】
2019年9月2日(月)~13日(金)まで2週間、VTVジャパンさんのインターンシップに参加させて頂きました。
すべての部署を複数日体験しました。(管理部、技術部、営業サポート部、営業部、マーケティング部)
VTVジャパンさんが「コミュニケーションをデザインする」という事業コンセプトのもと、どのように連携を取ってお客様のニーズにお応えしているのか学ぶことができました。
【1日目】管理部
インターンシップの1日目ということでとても緊張しました。
VTVジャパンさんは毎週月曜日朝9時30分から社員全員でオフィス内を掃除します。今回私もそのお掃除をしましたが、社員の方々とお話しするきっかけとなり緊張もほぐれました。
オフィス全体を綺麗に清潔に保つことは仕事のやる気を保つ一つの要素だと思いました。
毎週月曜日10時から全部署合同の全体会議を行っており、その会議にも参加させて頂きました。全体会議では大阪オフィス、各会議室をテレビ会議システムでつなぎ、今週注力するポイントなどの報告をされていました。全体の業務を把握し、目標を共有することは仕事を行う上で大切だと感じました。私は会議中時間を頂き自己紹介をしました。相槌や細かい動作も鮮明に映像に映り、会議中の声もクリアに聞こえ、臨場感に感動しました。
1日目は管理部の業務体験をさせて頂きました。管理部は別名バックオフィスと呼ばれ、商品の発注手配等様々な業務を行う部署です。今回はマニュアルのラミネート加工作業、納品書・請求書の整理、営業部との会議を体験しました。マニュアルのラミネート加工はお客様が読みやすくなるように加工しました。テレビ会議システムのマニュアル作成はマーケティング部が担当しますが、ラミネート加工は管理部が担当します。この作業で部署同士の繋がりを実感しました。営業部との会議では、お客様との納期を細かく確認されていたのが印象的でした。実際にお客様とお会いし商品の受け渡しを行うのは営業部になりますが、1つの仕事もオフィスでは沢山の方々の支えがあると見ることができました。
【2・3日目】技術部(開発チーム・ソリューションチーム)
2日目 技術部開発チームの業務を体験しました。開発チームは社内システムの作成をしています。営業の方が利用する見積書のシステムや端末操作タブレットソフトウェア「Eazy Touch(イージータッチ)」を等を開発しています。
今回は社内掲示板システム「VCafé」の作成を体験させて頂きました。Windows以外のサーバーを利用してのシステム作りは慣れない作業で戸惑いましたが、正常に動いた時の達成感を感じることができました。1つのミスで作業がすべて最初からになってしまい、丁寧で正確な作業が求められると思いました。マニュアル通りに作業をすることの重要さを知りました。私が1日かけて行った作業は、社員の方は30分で終わらせるそうです。社会人になると今よりももっと効率化を求められてくると思います。今までは短縮キーなど使ってこなかったですが、社会人になる前に効率化を意識して身に着けていきたいと思います。
3日目 技術部ソリューションチームの業務体験をしました。ソリューションチームではパラメータシート作成を行いました。パラメータシートというのはテレビ会議システムがどのように設定されているかが書かれたお客様にお渡しする納品書のことを指します。細かく画面を見続ける作業となりましたが、このような作業がお客様の思いを汲み取るために、必要な作業だと思いました。
【4・5日目】営業サポートチーム
4日目は営業サポートチームの業務体験を行いました。サポートチームはお客様に届けた商品のアフターサービスを行う部署です。VTVジャパンさんの商品補償費は、私たち一般消費者向け商品と比べると額は大きいと言います。これはお客様が求めているのは返金・安さではなく、システムが壊れたとしても業務効率が失われないことであるといいます。充実したアフターサービスがお客様との信頼関係を構築していると感じました。
サポートチームの業務体験では納品予定の商品の検品作業や、お客様の商品のシステム再設定を行いました。テレビ会議の設置作業は初めて見るケーブルばかりでとても苦戦しましたが、社員の方のサポートもあり接続することができました。様々なテレビ会議システムをつなぐことができるWebexを使用し、実際にテレビ、PC、固定電話、スマートフォンで映像と音を繋ぐことができました。2日間システムに触れていたので、どのようなシーンで使われているかのイメージが湧きました。
営業サポートチームにはお客様からお問い合わせのお電話が多くありました。電話は相手の表情・商品の状態が目で見て分からないため、質問する力や想像する力、伝える力は大切であると思います。
営業サポートチームでは多くの時間テレビ会議システムに触らせて頂きました。実際使ってみるとカメラの動作の滑らかさや繋がりの安定さに驚きました。専門的な用語も多く、検品作業では細かく項目が分かれ手厚いサポート力を感じました。
【7・8・9日目】営業部
3日間営業部で営業同行、会議の参加をさせて頂きました。
実際に営業の場を同行させて頂き、BtoB営業ならではのやりがい、難しさを感じることができました。
どのお客様も「費用対効果」「他部署との兼ね合い」について話されており、検討する軸が一般消費者向け商品とはまた違った軸であると感じました。
同行させて頂く前、社員の方が「満足して買って頂けるようにするには、期待値以上の価値を提供できなければならない」と仰っていたのが印象的でした。そのために潜在的ニーズのための情報収集がいかに大切かを教えてくださいました。
実際の営業でも現状・現在の改善したい点を細かく対話の中で引き出していました。商談中もとても和やかで笑顔もありました。
会議に参加させて頂いたときも、各部署・各社と情報共有され、目標に向かって組織で動いていることを実感しました。
同行させて頂いたお客様が私に「就活頑張ってください」と声をかけてくださり本当に嬉しかったです。ビジネスの貴重な打ち合わせの場に同席させて頂き、VTVジャパンさんはもちろん、快く受け入れてくれたお客様にも感謝しています。ありがとうございます。お客様とのお話しの中で、企業や業界ごとの雰囲気の違いも感じました。
【6・10日目】マーケティング部
6日目はマーケティング部の業務体験を行いました。6日目が台風の影響で12時出社になり、午後から業務に取り掛かりました。
マーケティング部は、「ユーザーと繋げる」役割をしており、Webマーケティングやカタログ作成を行っています。テレビ会議に興味を持っている人に対しどのようにアプローチをするか図る部署です。
不特定多数の方に1番に目に留まるWebページの作成は、誰でも分かりやすく伝わる言葉でいかにテレビ会議に興味を持って頂くことが大切です。私もインターンに参加させて頂く前は「テレビ会議」と検索し、VTVジャパンさんの公式HPやその他の関連サイトを見ていました。身近に触れ合う商品やサービスにはすべて「マーケティング」が関わっており、普段の生活でもマーケティング戦略を意識して物事を見てみたいと思いました。
研修を終えて
VTVジャパンの社員の皆様
2週間インターンシップを受け入れて頂き本当にありがとうございました。就職活動を始める大学三年生の夏という時期にVTVジャパンさんで研修を受けられたのは、自分にとって人生で大きな影響を受けた出来事となりました。就職活動をしていく中「働くこと」について考える機会が多くありますが、自分がどのような働き方をしたいのかイメージがつきませんでした。
今回朝9時から17時30分で社員の皆様と同じデスク、パソコンを貸していただき社会人の生活の一部を体験することができました。社内会議、他社との打ち合わせ会議、商談などビジネスの場での対話をずっとそばで参加させて頂きました。社会人と学生で何が違うかというと「責任の大きさ」であると今回の研修で感じました。会社は一人では成り立たず、多くのチーム個人の力があるからこそ成り立っています。責任があるというのはプレッシャーではありますが、組織や社会全体に価値を作っていく社会人の方はカッコイイなと思いました。お昼の時間には九段下のお店にたくさん連れていっていただきました。お昼には学生時代のことや就職活動のことなどたくさんお話しを聞かせて頂きました。社員の皆さんは熱い思いを持って仕事に取り組まれ、私たちインターンシップ生に対しても丁寧な対応をしてくださいました。この2週間毎日刺激的でたくさんの学びがありました。今回学んだことや今現在の自分の足りないところを改善し、失敗することを恐れずに社会人になれるように努力していきます。
2週間ありがとうございました。街でお会いした時は是非声を掛けさせてください!