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インターンシップ研修レポート
2020年度KHさん

インターンシップ研修レポート

インターンシップ研修レポート【2020年 中央大学 K.Hさん】

はじめに

2020年8月3日から8月7日までの5日間、インターンシップ研修に参加させていただきました。
全体会議での自己紹介から始まったこの研修では、管理部、技術部、営業部、マーケティング部とさまざまな部署で就業体験を行いました。

1日目

インターンシップ研修レポート【2020年 中央大学 K.Hさん】

はじめに、毎週初めに行われている全体会議に参加させていただきました。会議は勝手に始まるものではないため、事前にあらゆる機器を接続する必要があります。この作業に立ち会うことが、この研修において初めての就業体験でした。部署概要を説明していただいたあとは、主に管理部の方々にお世話になりました。管理部はバックオフィスとも呼ばれており、会社事業を円滑に進めるために必要不可欠な存在です。調達、経理、総務、人事、法務と、業務内容は多岐にわたりますが、私は主に経理業務に携わらせていただきました。納税伝票の作成および配達という業務では、実際に業務に従事している実感を得ることができました。

2日目

この日は技術部の方々にお世話になりました。技術部の概要について説明していただいたあと、ソリューションチームで研修活動を行いました。こちらはいわゆるプリセールスという役割を担っており、お客様に対して製品を販売する準備を行っています。具体的に説明すると、販売する製品に対して動作検証を行い、情報を蓄積して、それを活用する仕組みを作成するという役割です。他者に何かを提供する際には相応の責任が伴うこと、また製品を販売している以上、製品について徹底的に理解している必要があること。これらを念頭に置きながら、専門的な業務を観察させていただきました。

3日目

この日は営業部(サポートチーム)の方々にお世話になりました。サポートチームは、いわゆる保守運用と呼ばれる役割を担っており、製品を購入した顧客に対して継続的にサポートを提供しています。当然、テレビ会議システムを導入するためには、数々の製品を購入しなければなりません。購入時に高額な費用を支払った顧客側が、さらなる費用をかけてまで継続的なサポートをお願いするのは何故なのかというところを、機会損失の重要性を踏まえて、理解することができました。業務内容としては、ソフトウェアの更新作業、出荷された周辺機器の動作確認、製品検証などに携わらせていただきました。

4日目

この日は営業部(営業チーム)の方々にお世話になりました。前日までの研修活動においてももちろんですが、この日はとりわけたくさんのことを吸収させていただけたように思います。具体的な業務内容としては、午前と午後に1件ずつテレビ会議システムを利用したオンライン商談に同席させていただいたほか、出荷された製品の動作確認、更新作業などにも携わらせていただきました。百聞は一見に如かずとよく言われますが、まさにその通りで、いままで自身が勝手に抱いていた「営業」というイメージとは遥かに異なるものを、ここで体感することができました。

5日目

この日はマーケティング部の方々にお世話になりました。最終日ということで、数日間さまざまな形でかかわってきたテレビ会議クラウドサービスを用いて、実際に朝礼に参加させていただきました。ここでは、VTVジャパンという会社を認知してもらうために、さらにはVTVジャパンから製品を購入したいと思ってもらうために、さまざまな取り組みを行っています。私がとりわけ興味を抱いた「Webマーケティング」の分野では、ターゲットの動向や社会の趨勢など、ありとあらゆる要素を加味した広告戦略を行っていることに驚くと同時に、マーケティングの奥深さを感じることができました。

学んだこと

私は、今回の研修活動を行ううえで、「働くということはどういうことなのか」という問いに対する答えを見つけることを、ひとつの目的としていました。研修活動を終えた現在時点で、私は、「働くということは、他者と協力して価値を生み出すこと」なのではないか、と考えました。数日間にわたって、社員の方々が働いている姿を間近で観察させていただき、またさまざまな部署で業務内容を体験させていただきました。これらの貴重な経験を通して強く感じたのは、「ひとりで働いている方は会社内に存在しない」ということです。

VTVジャパン株式会社の皆様は、それぞれの部署内で業務を遂行していましたが、同時に部署間でもさまざまな連携を取っていました。ひとつの製品を販売するという流れの中にも、数々の社員の方々がかかわっており、また数々の部署がかかわっており、さらに言うならば、数々の会社がかかわっているということを体感することができました。文章化すると当たり前に思えるかもしれませんが、この学びを実体験として得ることができたのは自分の人生にとって大きなことのように思います。

おわりに

まずは、このような社会情勢の中、職場での研修活動を快く受け入れてくださったことを、改めて感謝申し上げます。毎日欠かさずに行った検温、どれほど気温が高くても徹底されていた換気、至るところに設置されていたアルコール消毒といった対策のおかげで、体調を崩すことなく、5日間の研修活動に励むことができました。

また、研修活動全体を通して、担当者の方はもちろんのこと、社員の方々に本当にお世話になりました。皆様大変お忙しい中、右も左もわからない自分に対して、懇切丁寧にさまざまなことを教えてくださいました。昼食も毎日お誘いいただけて、とても嬉しかったです。緊張を和らげてくださった方々、就職活動の相談に乗ってくださった方々、笑顔で挨拶を返してくださった方々…挙げていくとキリがありません。ひとりひとりにご挨拶させていただきたい気持ちは山々なのですが、在宅勤務をされている方々もいらっしゃるため、この場をお借りして感謝申し上げます。5日間ありがとうございました。