10BASE-T [読み方:てん・べーす・てぃー]
IEEE 802.3委員会が標準化したイーサネットの規格で最大通信速度10Mbpsに対応する。最初の”10”はMbps単位の通信速度を、”BASE”は変調なしのベースバンド(baseband)波形伝送を、”T”は撚り対線Twisted Pair使用を意味する。最大伝送距離100mで、接続形態はハブを中心に据えたスター型接続。カテゴリ3以上の非シールド撚り対線UTP (Unshielded Twisted Pair)あるいはシールド撚り対線STP (Shielded Twisted Pair)ケーブルを利用する。
ちなみに、10Mbpsを伝送できるイーサネットケーブルには、同軸ケーブルを利用する10BASE-5、10BASE-2もあるが、現在ほとんど使われていない。