テレビ会議用語集
API [読み方：えーぴーあい]

Application Programming Interfaceを表す。コンピュータプログラム（Xとする）が別のコンピュータプログラム（Yとする）と会話するためのインタフェース仕様をいう。XはYがAPIとして提供する処理を起動したり、処理結果のデータを機械が読めるXML (eXtensible Markup Language)やJSON (JavaScript Object Notation)形式で取り込んだりして、自らのプログラム機能を拡張する。これによりXは利用者に対し新たなサービスをもたらすことができる。
APIは一般に名前、処理機能、パラメータ、URI (Uniform Resource Identifier)などを明らかにして公開されるので、誰でも自分のプログラムに取り込むことができる。APIがWeb上に公開される場合はWeb APIとも呼ばれる。
一例としてCisco Meeting Serverが提供するAPI "/calls/＜call id＞/participants"は特定の会議の参加者全員を返してくれる。アプリケーションからCisco Meeting Serverに対し特定の会議を表す＜call id＞を指定してGETを送ると、XML形式でその会議の各参加者名と属性が返ってくる。端末ではこのデータを見やすい形式に変換して利用者に表示する。