Diffserv
Differentiated Services
[読み方:でぃふさーぶ]
IPネットワークにおけるQoS実現手法の一つである。IPネットワークの中で、送信するパケットの優先順位を決める仕組みで、IP パケットの第 3 層ヘッダにあるDSCP (Differentiated Services Code Point)と呼ばれる6ビットのフィールド(64段階を識別可能)を定義する。 従来のToS(サービス・タイプ)フィールドとIP Precedence(優先度)のフィールドにまたがっている。
規定は1998年12月発行のIETF RFC 2474 “Definition of the Differentiated Services Field (DS Field) in the IPv4 and IPv6 Headers”ほかに記述されている。
IPネットワーク利用のテレビ会議でも対応機種が出てきており、細かくパケットの優先順位を設定する場合に適している。