レターボックス
Letter box
アスペクト比4:3のディスプレイに、アスペクト比16:9 (=4:2.25)の映像を表示するとき、映像コンテンツの上下に各々高さ0.375(画面の高さ3に対し)の黒いバーを付与する方式をいう。ディスプレイ画面の一部は利用できないかわりに、映像コンテンツの欠損がない。表示部分が郵便受け投入口のように見えることに由来する命名と言われる。シネマスコープの映画コンテンツ(アスペクト比は2.35:1)をアスペクト比16:9(=2.35:1.32)のディスプレイに表示する場合もレターボックス表示が使われる。
逆にアスペクト比16:9のディスプレイにアスペクト比4:3 (=12:9)の映像コンテンツを表示する場合、両脇にそれぞれ幅2(ディスプレイの横幅16に対し)の黒い縦バーを付与する方式を用い、ピラーボックスあるいはサイドパネルと呼ばれる。