ワンセグ
1seg
One Seg
ディジタルテレビジョン放送では、アナログ1チャネルの帯域(6MHz)に13セグメントを構成して番組を伝送するが、その1セグメント部分を利用して行う携帯電話・移動体端末向けのテレビジョン放送サービスをワンセグと呼ぶ。 このサービスは地上デジタルテレビ放送の一環として2006年4月に開始された。
映像解像度は水平320画素×垂直180画素(アスペクト比16:9)あるいは水平320画素×垂直240画素(アスペクト比4:3)、毎秒15フレームで、映像符号化はH.264/AVC方式で行い、64〜384kbpsで送る。 音声符号化はMPEG-2 AACで行い、24〜256kbpsで送る。
ワンセグに関わる標準は、地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式を規定したARIB STD-B31(2014年3月発行、初版は2001年5月発行)、地上デジタルテレビジョン放送運用規定を記述したARIB TR-B14(2018年1月発行、初版は2002年1月発行)で、ワンセグはデータ放送運用規定のCプロファイルとして扱われている。