テレビ会議用語集
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)

DVDに続く光ディスクで、波長405nmの青紫色レーザを使うこと、緻密なレンズ系を正確に制御すること等により高密度記録が可能になり、大容量化を達成している。ディスク1枚のデータ蓄積容量は、1層構造では25GB（ギガバイト）、2層構造では50GBである。ブルーレイディスクはさらに多層化することもできる。基本転送速度は36Mbpsで装置によって1～6倍速を提供している。これに対し、DVDは波長650nmの赤色レーザを使用し容量は4.7GB、さらにその前のCDは波長780nmの赤色レーザを使用し容量は0.7GBである。
ブルーレイディスクの仕様は、業界団体のBlu-ray Disc Association (BDA)が作成・維持している。
ブルーレイディスクの種類には、BD-RE（BD-Rewritable、書換型）、BD-R（BD-Recordable、追記型）、BD-ROM（BD-Read Only、再生専用）ほかがある。またブルーレイディスク装置にはDVD、CDとの互換性を保ったものもある。
ブルーレイディスクの映像記録は、H.264/AVCハイプロファイル符号化によりHDTV（水平1920画素x垂直1080画素）まで対応している。それ以前のDVDでは、MPEG-2符号化によるSD映像（水平720画素x垂直576/480画素）にとどまっていた。