RS-232C [読み方:あーるえす・にさんにしー]
RSはRecommended Standardを表す。米国電子工業会(EIA、Electronic Industries Association)が、DTE(Data Terminal Equipment、データ端末装置)〜DCE(Data Circuit Terminating Equipment、データ回線終端装置)間接続条件として定めた200kbpsまでのシリアルデータ転送仕様である。インタフェースの機能的ならびに物理的特性を規定する。コネクタにはD-Sub 25ピンあるいはD-Sub 9ピンが用いられる。なおD-SubはD字型のSubminiatureを表す。
テレビ会議システムでは,装置の保守・制御のためにPCを接続して動作状態を把握したり制御コマンドを送るインタフェースとしてRS-232Cが用いられた。しかし、現在ではそれらの目的にはWebインタフェースが一般的になっている。