H.261 [読み方:えいち・にーろくいち]
テレビ電話、テレビ会議などのオーディオビジュアルテレサービスにおいて、約40kbpsから2Mbpsまでの範囲で使用されるビデオ信号の符号化方式を規定した国際標準規格。 ITU-Tにより1990年に標準化された。圧縮符号化アルゴリズムは、動き補償フレーム間予測とDCT (Discrete Cosine Transform、離散コサイン変換)を組み合わせたハイブリッド符号化である。
画像解像度としてCIF, 4CIF, QCIFを採用し、最大フレームレートとして30fps、15fps、10fps、7.5fpsを規定している。これら画像解像度とフレームレートの選択は、H.242やH.245のモード設定による。