INSネット1500
NTTが提供するISDNサービスの一つで、端末機器は光ファイバ利用による1次群速度インタフェース(PRI、Primary Rate Interface)を介してネットワークに接続される。
通信にはINSネット64のように銅線によってではなく、光ファイバによって情報を伝送するため、1536kbpsのサービスが可能になる。
例えば64kbpsのBチャネルを23本、これら情報転送用のBチャネルの制御のために64kbps のDチャネルを1本利用することができる。
この「23B+D」の伝送容量は、通常の電話回線24本分である。あるいは、Dチャネルが隣接ISDN回線と共用できる場合、24B全てがユーザの情報転送に使える。
INSネット1500は、PBXのように多数の電話回線が必要な場合、あるいはI-MUXを利用して384kbpsや1536kbpsのH0/H1に等価な高速チャネルを作る場合に有用である。
2017年4月、INSネット1500サービスは2024年頃廃止、と報じられた。