ページの先頭です。
このページの本文へ移動します。
 平日9:00-17:30  03-5210-5021

RESOLUTION Vol.01
VTVジャパンデモルーム増強 オンライン会議の「今」を反映した機器ラインアップを強化

VTVジャパンデモルーム増強

オンライン会議の「今」を反映した機器ラインアップを強化

 
2021年6月
オンライン会議の「今」を反映した機器ラインアップを強化        

2021年冬、東京・大阪両オフィス併設のデモルーム設備を増強しました。
私たちは創業以来、デモルームを通してVTVジャパンのソリューションをご紹介するとともに、オフィス移転や市場ニーズに合わせた設備拡充をはかってきました。
今回の増強の背景には、この1年で活性化したビジネスシーンにおける会議スタイルの変化があります。

「会議室からグループでWeb会議に参加したい」
「テレビ会議やそのための設備をもっと使いやすくしたい」

いずれもコロナ禍以降、弊社に多く寄せられるようになったご相談です。これらのご相談にお応えするソリューションをいつでもご紹介できるよう、デモルームの環境をアップデートしました。
ここでは、デモルームに新しく加わったソリューションをご紹介します。

Web会議、グループ参加ソリューション

USBカメラAvaya Huddle Camera HC050

1人で参加する分には問題がなくても、グループで参加しようとすると性能不足になりがちなWeb会議へのグループ参加を可能にするUSBカメラ、マイクスピーカーを設置しました。
中でも、アバイアのHC050は、USBカメラの中でも数少ない光学ズームに対応し、専用機クラスの高画質を可能にします。

テレビ会議の使い勝手を良くするソリューション

オンライン会議の利用頻度が高まると、それらをより簡単に使える仕組みへの需要も高まります。
配線面や運用面でテレビ会議を使いやすくするソリューションが加わりました。

①オンライン会議用USBハブ

オンライン会議用USBハブBarco ClickShare CX50

USBカメラ・マイクスピーカー・テレビモニターなど周辺機器の配線をひとまとめにし、会議準備を簡単にできるオンライン会議用USBハブを2種類設置しました。
アバイアのOne Cable Connect Hubは、周辺機器と会議用PCをUSBケーブル一本で接続できます。
一方、BarcoのClickShare CX50は業界でも珍しいワイヤレス型です。会議用PCに専用のUSBボタンを取り付けることで、ボタン一押しで周辺機器とPCがワイヤレスで接続できます。

また、CX50はプレゼンテーション装置でもあるので、ワイヤレスでの会議準備とプレゼンテーションの両方が実現できるのも魅力です。
両製品とも、会議準備の際に起こりやすい配線ミスによるトラブルの予防策としても有効なソリューションです。

バー型指向性マイク Shure MXA710

②リニア・アレイ・マイク

4つのマイクを内蔵したバー型指向性マイク Shure MXA710を設置しました。据え置き、壁面取り付けなど設置方法が選べます。

③シーリングマイク

シーリングマイク Shure MXA920

今回の拡充の目玉ともいえるのがこのシーリングマイクです。
Shure MXA910*を設置しました。天井に設置するので、会議テーブルを広く使うことができます。
設置後は電源を入れるだけで利用できるので、マイクに触らず使えるほか、天井から集音できるので、飛沫感染対策のパーテーションがある会議室でも音声が妨げられないなど新型コロナウイルス感染対策としても有効です。

マイクは種類ごとに特長があるので、デモルームで音声を聞き比べて違いを体験できます。
いずれもメーカーを問わず利用中のオンライン会議ツールと使用できる点も魅力です。
*Shure MXA910は販売終了のため後継機Shure MXA920をご提案しています。

百聞は一見に如かず まずはデモルームへ!

ここまでさまざまな機器を紹介してきましたが、「どのようなものか」ご体感いただくのが一番です。
デモルームは、弊社にとって、展示ソリューションを通したお客様とのコミュニケーションの場でもあります。見学の際は、テレビ会議に関するお悩みやご質問を是非お聞かせください。

VTVジャパンデモルームへのShure製アレイマイク設置に寄せて

シュア・ジャパン株式会社 硲 夏希 氏

シュア・ジャパン株式会社
インテグレーテッド・システムズ マーケティングマネージャー  硲 夏希 氏

Shureはマイクロホンをはじめとする音響機器メーカーとして、1925年の創立以来コンサートや劇場、放送や音楽リスニング、そして企業・教育機関・行政機関の会議用音響設備など業界を問わず、革新的な技術と高品位な音をお届けしてきました。
コロナ禍ではマスクやアクリル板のパーテーション、ソーシャルディスタンスといった「声を聞き取りにくい」条件が揃っており、中でもオンライン会議に関するお客様からのお問い合わせは大きく増えています。
こうした中、理想は1人1台マイクを携えることですが、運用がやや煩雑なうえ「マイクに向かって発言しなければ」という意識が肝心の議論に対する集中力を削いでしまうこともあるでしょう。

Shureの「アレイマイクロホン」という技術は、天井や壁といった離れた場所から発言位置をピンポイントに狙い、高精度で音を拾うという非常に高度なテクノロジーです。高音質なのに会議中はほとんどマイクの存在を意識しないで済むうえ、大規模から小規模まで、Web会議でもテレビ会議でも柔軟に対応できることも特長です。
オンライン会議において重要とされるのは映像よりも音声です。鮮明な映像とともに鮮明な声を届けなければ、会議本来の目的であるリアルタイムで会話や議論できることのメリットは半減してしまうでしょう。
最近行った会議の実態調査で寄せられた「映像が途絶えてもスライドは後から共有できるけれど、音が途絶えれば会議は続行できない」というコメントが印象的でした。
鮮明な声で「はっきりと聞こえ合う」会議を手に入れるお手伝いを、これからもご提供していきたいと思っています。