デモのお申し込みRESOLUTION Vol.02
結婚披露宴の様子をZoomでリアルタイムに配信
結婚披露宴の様子をZoomでリアルタイムに配信
2021年7月に弊社の社員が結婚式を行いました。
折しもコロナ禍の影響で県をまたぐ移動が制限され、結婚式への参加が難しい方が多数いたことから、披露宴のライブ配信を実施しました。
本記事はこの披露宴のライブ配信に参加してみた感想をお伝えします。
披露宴のライブ配信の詳細は社内SNSで告知されました。Zoomのビデオウェビナーを利用するとのことだったので、使い方は問題ないと思いつつも用意されたマニュアルや会議情報を自分のスマートフォンに送信しました。
そしていざ当日。この日は息子の英検の試験日だったため、試験会場の近くのファミレスからスマートフォンで接続しました。画面は小さいのですが、披露宴に参加していた弊社社員がばっちり映っており、飲み物を飲んだり談笑したりしている様子がみえました。
歓談の時間が終わり、上司の挨拶になりました。挨拶を依頼されていた上司が「関西の披露宴に関東人の自分がスピーチをする」ことにとてもプレッシャーを感じているという話を事前に聞いていたため、実はこの挨拶をとても楽しみにしていました。
が、新婦の名前を言い間違えるでもなく、オチを求められることもなく、そつなく（？）終わってしまいました。
ここで感じたのが、音声がとても聞き取りやすかったということです。あとで聞いたのですが、このライブ配信を行うにあたり、普段お客様に提供しているオンラインイベントと同等の事前準備と機材設定をしていたようです。会場のハンドマイクをミキサーにつないで配信していたので、会場内の雑音は聞こえず話者の音声だけが届くようになっていました。
途中で息子を試験会場に送るため視聴を中断し、別のファミレスで再び視聴し始めると、コックコートを着た料理長が披露宴で提供された料理について説明している最中でした。料理の評判がとても良い会場らしく、遠隔からも料理が配膳されるたびに喜んでいる弊社社員の姿が見えていたので相当美味しかったと推測されます。食事はオフラインの特権ですが、本来ならその場にいないと分からないことを共有できるのはオンラインの良いところです。
披露宴も無事に終わり、翌日出社すると「昨日の披露宴みた？」というような会話があちこちで聞かれました。また休暇明けの新郎社員からライブ配信に参加した社員へ個別にお礼のメッセージが届くなど、一方通行なイメージのライブ配信から新たなコミュニケーションが発生していました。場所や方法は違っていても同じ場に立ち会ったもの同士の一体感が感じられました。
今回参加してみてリアルタイムでのライブ配信には新しいコミュニケーションの可能性が詰まっていると感じました。配信には一方的なイメージがあったのですが、配信とは後のコミュニケーションに変化を起こすことができるものなのかもしれません。後で話を聞いたり配布されたDVDをみるのとは異なり、リアルタイムならではの驚きや感動を共有できるのがライブ配信の魅力だと思います。
弊社ではビジネス向けのオンラインイベントの支援を行っておりますが実際に参加してみたことでオンラインイベントの可能性をより実感することができました。ネットワーク環境や機材確保など、難しいこともあると思いますがその分やる価値もあると思います。
