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RESOLUTION Vol.05
ハイブリッドワーク時代の会議室で起きている問題とは?
オンライン会議浸透に潜む課題たち

トレンドウォッチ

担当者たちの「苦労」から見える
オンライン会議運用見直しのポイントとは

 
2023年01月
トレンドウォッチ:ハイブリッドワーク時代の会議室で起きている問題とは?オンライン会議浸透に潜む課題たち

新型コロナウイルス流行拡大から約3年が経過し、「オンライン会議」がビジネスに定着したと実感している方も多いのではないでしょうか。

オンライン会議、会議室からどうやって参加する?

日本におけるZoomのユーザー数は、コロナ前の2019年12月から2020年4月までの短期間で20倍以上に増加したと発表されています。ウィズコロナの風潮になり出社する人が増えても、オンライン会議の利用は継続されており、グラフ1からも分かる通り、約88%の人がオフィスでオンライン会議を利用しています。

オンライン会議の利用場所

この状況を受け、最近は自席ではなく会議室から複数人でオンライン会議に参加したいという需要が高まっています。会議室からの参加者は、リモートワーク時に使い慣れたPCベースのオンライン会議をそのまま使えないかと試行錯誤していますが、なかなかうまくいかないという声が。なぜうまくいかないのでしょうか。これからの時代に理想的な会議環境がどのようなものかもあわせて、一緒に考えてみませんか。

会議室からのオンライン会議がうまくいかない理由

本来、PCベースのオンライン会議は個人利用を想定して設計されています。それを会議室で利用しようとすると、接続方法や品質などリモートワーク時と全く同じというわけにはいきません。それに加えて、働き方の変化も影響が大きいところです。

コロナ禍以前はオフィスに出社する人が大半でした。しかし、コロナ禍で多くの企業が出社を控え、リモートワーク(在宅勤務、サテライトオフィスやワークスペースの活用)が急増しました。現在は出社する人・リモートワークを継続する人・出社とリモートワークを組み合わたハイブリッドワークをする人、というように働き方が多様化しています。

働き方の変化に伴い会議形態も変わりました。リモートワークにより浸透したPCベースのオンライン会議を出社時に複数人で利用することが増えました。その際ノートPCを会議室に持ち込み、周辺機器とPCを接続して映像や音声を拡張し、オンライン会議のデバイス設定を変更するなど準備が必要です。参加者の手間が増えたことで、会議室からオンライン会議に参加することへの苦手意識を持つユーザーも増えています。

イメージ:オンライン会議の不満・お客様の声

また、利用する周辺機器(カメラやマイク)のスペックが参加人数に適していないと、参加者全員が画面に映らない、音声が聞こえづらいなど接続先にストレスを与えかねません。

これらの要因が重なり、「オンライン会議がうまくいかない」という不満へとつながっているのです。

今後求められる会議室のカギは簡便さと品質

それでは、今後はどのような会議室が求められるのでしょうか。ユーザーがオンライン会議に満足する理由からひも解いていきましょう。グラフ2を見ると、利用中のオンライン会議サービスの満足度が高い理由として「簡単に接続できる」「音声が途切れない」「会話が聞き取りやすい」という項目が上位に挙げられています。これらの項目は、利用するサービスやツールに関係なく、オンライン会議を行う中で重要視したいポイントです。

満足度の高いオンライン会議サービスの理由

しかし、会議室から複数人でPCベースのオンライン会議を利用しようとすると、これらの利点は失われてしまいます。実際に会議室でのオンライン会議に問題が起きていることを考えると、使う場所に合わせて使い方もアップデートしなければ、ツール本来の良さは発揮できません。

今後の会議室を支える「Rooms」ソリューション

イメージ:Roomsで構築した会議室

そこで、会議室でのオンライン会議に注目されているのが「Microsoft Teams Rooms」「Zoom Rooms」といった新しい会議室ソリューション「Rooms」です。

「Rooms」はタッチパネルで簡単に接続ができるほか、参加人数に合わせたカメラやマイクを使うことで会議室から参加するオンライン会議でも「会話が聞き取りやすい」「会議室の参加者の様子がわかりやすい」を実現し、利用中の会議室を「快適なオンライン会議ができる会議室」へとアップデートできます。

イメージ:オンライン会議の問題が改善されたお客様の声

すでに会議室に「Rooms」を取り入れた弊社お客様の中には、会議運用の効率を上げることで、生産性も向上できたお客様も多くいらっしゃいます。あらためてグラフ1を見ても、オフィスからのオンライン会議参加が一番多い今、会議室には会議室からの参加に適した環境を整える必要があるのは明白です。

もし、今の会議室でのオンライン会議がより便利になる方法はあるのなら、試してみる価値はあると思いませんか。