RESOLUTION Vol.03
オンライン採用活動のポイント・内定者フォロー編 内定者が見ている企業の対応とは?
内定者が見ている企業の対応とは?
弊社で本格的なオンライン採用活動がスタートして2年が経ちました。
事業柄、面接にオンライン会議を取り入れてきましたが、コロナ禍で活用の幅を広げ、現在は内定者フォローにも利用しています。
今回は、内定者をフォローする上で気をつけた点やお役立ちポイントをご紹介します。
オンラインでは得られない、感じ取れない情報がある
弊社では商材を体感してもらう目的も兼ねてオンライン懇親会を開催しましたが、内定式など数回のうち1回は感染症対策を徹底した上で、来社をお願いしました。対面開催にこだわった理由は2つあります。
① 働く場所を体感してもらう
社内設備や働く社員の様子を見て会社の雰囲気を感じることで、働くイメージを膨らませてもらいたいと考えました。
② 内定者との関係づくり
同じ空間を共有することで同期となる他の内定者や、先輩社員に親しみを持ってもらい、内定先への愛着を深めてもらうことにつなげたいと考えました。
オンライン開催にはさまざまな利点がありますが、雰囲気を感じる、場を共有する点において、対面に優るものはありません。対面開催をしてみて、内定者の「就職先はどのような場所なのか」「どのような人たちと働くのか」を知りたい気持ちにも応えることができたと感じています。このご時世、対面開催の実現は簡単ではありませんが、内定者にとっても企業にとってもやる価値はあるはずです。
有事の時こそ、その企業の姿勢が試される
事前に参加方法や電話での問い合わせ先を案内するのはもちろんですが、オンライン開催の運用における最大のポイントは、何かあった時に「内定者を不安にさせない」対応です。
内定者ごとに接続する環境・デバイスが異なるので予期せぬトラブルが起こるのは仕方がないとして、トラブル時の対応次第で内定者が持つ企業への印象は大きく変わります。
弊社でも、オンライン懇親会で、内定者のひとりの声が途切れたり、声がつぶれて聞こえることがありました。その音声を聞いた入社3年目の社員が、内定者が使用していたBluetooth対応のマイク付きイヤホンが原因ではないかとズバリ特定。有線タイプに変更してもらうことで解決しました。
その場で解決できることが一番ですが、対応に時間がかかりそうなときは状況を説明するなど、問題解決に集中して内定者を放置することがないよう気をつけたいところです。時間に余裕があれば、よくあるトラブルとその対処方法をまとめておくと、採用チーム内で共有ができ、ノウハウも蓄積できます。
とはいえ、採用担当の本業は採用活動全般と内定者のフォローです。オンラインでの採用活動や内定者フォローでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
目指すは内定辞退ゼロ!
内定者フォローのゴールは、入社してもらうことです。オンラインの便利さを活かしつつ、対面を組み合わせた自社のベストバランスを見つけて内定者の心を離さない対応をしましょう。
今期は東京・大阪それぞれに内定者がいるので前年以上にオンライン環境を活用しています。4月に全員と会えることを願うばかりです!